人生で初めてデパコスを買った話

こんにちは、波多瀬です。
先日、人生で初めてデパコスを買ったので
その話をする。

⚠︎レビューは一切ない、なんなら商品名も
出さない。
ただ「デパコスを買う」という経験をした
人間の話だと思ってください。

波多瀬はメイクをほとんどしない。
シンプルにあまり興味がないからというのと
たまにめちゃくちゃ顔が痒くなるから
というのがその理由である。
大学もバイトもノーメイクで日差しが強い時に
日焼け止めを塗る程度で生きている。

そこそこいい値段(私の財布に対して)のする
コスメを買ってウキウキでメイクしたら
信じられないぐらいかぶれてしまい
結果泣く泣く処分したこともある。

そんなこんなで22歳になるまでの現在
デパコスというものに縁がなかった。

そんな私がなぜ突然デパコスを買うに至ったのか。
いつもの通り推し絡みである。

波多瀬はガチ恋勢なので
「よし、今年は推しからクリスマスプレゼント
貰おう」と思い立った。

動機があまりにも唐突だし意味がわからないのは
承知の上である。
とにかく2023年の早瀬はそう思った。

推しは何をくれるんだろう、と考えた時に
「多分なにかオシャレなもの」
という猛烈に漠然とした考えが浮かんだ。

これ程漠然としているのは推しへの解釈
うんぬんではなく
「オシャレなもの」が何かが分からない
波多瀬側の問題である。

困った時はとりあえず検索すればいい
と思っている節があるので検索した。
検索をしたはいいものの
何が正解なのかが分からない。

そんな時にたまたま
「刻印リップ」なるものを発見した。
いいじゃんこれ!めちゃくちゃいいじゃん!
と波多瀬の脳内会議で可決されたので
今年は刻印リップを推しからのプレゼントとして
買うことにした。
(これは余談だが基本的にものにこだわりがない
波多瀬はものを選ぶ基準が「推し要素があるか」
の1点である。
なので持ち物のほぼ全てに推し要素がある)

早速調べてみると様々なブランドが
コスメの刻印サービスをしているらしい。
すごい!

波多瀬はデパコスに詳しくないので、
とりあえず全部検索して品物を見てみた。
その中から「推しはこれは選ばないな」というのを
取り除いていく作業をした。
相談に乗ってもらおうと思って鬼LINEした友達は
めちゃくちゃ酔ってたけど電話までしてくれた。
持つべきは良い友達である。
(平日昼から飲まないで欲しいのは置いといて)

途中で「私が何となくいいと思っているだけで
これを推しは選ばないのでは?」
などと迷走しつつ
ちょっとずつ選択肢を絞り込んだ。

結局最後の二択を絞りきれず
突然デパコスリップを
2本手に入れることになった。

そのうちの片方の注文を確定し終わった時
「ん?なんか忘れてる気がする」と思った。

「私、刻印の文字どこに入れた?」

ものすごく嫌な予感がしてとりあえず
カスタマーサービスに電話をした。
(マイページの見方が分からなかった)

「あぁ〜…カゴに入れる段階で刻印もご入力
頂く形になっておりまして…」

デパコスのカスタマーサービスに初めて電話する
キョドりまくった電話嫌いの問い合わせにも
物腰柔らかに対応してくれた
電話口のお姉さんから恐れていた事態が
告げられる。

基本的に底抜けにポジティブな私もさすがに
凹んだ。

試しにどこの段階で入力すべきだったのかを
確認したらあまりに初見殺しだった。
確認を忘れた私が悪いしそれがすっぽ抜けてる
ような精神状態で買い物をするのが悪いのだが
さすがにあれは初見殺しだと思う。

しかしまぁ、確定したものはしょうがないし
冷静に考えたら推しは自分の名前の入った
リップ渡さなさそうだなと思ったので
オールオッケーである。
メッセージカードは
推しからのメッセージにしたし、
2本目は酔ってる友達にスクショまで送って
確認してもらったからバッチリ刻印入りが届く。
つくづく思い込む力が強いタイプで助かった。

これが先月末の話で、つい先日片方(初見殺しの方)
が届いた。
ダンボール箱の内側にブランドのロゴ
が入っていて
ハイブランドって凄いな〜
と変なところで感心した。

リボンまで結ばれた状態で届いたので、
開けるのはクリスマス当日にすることにした。

もう片方は来週の火曜日に届く。
そっちは色つき
(推しは「片方は色の好みとかを考えて
無色透明のリップバームにするし
刻印は入れないけど
もう片方は刻印入れるし
『俺の色』って多少の独占欲を滲ませてくる」
という強めの自己解釈に基づいた選択)なので
諸々込みでわくわくしている。

波多瀬はバイト先が洋菓子店なので
クリスマスもクリスマスイブも元気に労働する。
(なんなら大晦日も。どうして?)

推しがいなかったら、私は一生デパコスに
興味を持つことすらなく死んでたんだろうな
とか
推しのおかげで今年もクリスマスが
楽しくなりそうだ
とか、色々思いながら日々を過ごしている。

こういう時になると「推しのおかげで生きてる」
を実感する。
大学の学部と専攻を選んだのも推しのおかげだし
好きな色も好きな食べ物も選べない(分からない)
私が何かを決めなきゃいけない時の判断基準も
推しである。

周りから見てどうなのかは置いておいて
私は幸せの絶頂にずっといるのは間違いない。
推しのおかげだなぁと心の底から思う。

ありがとう推し、来年も再来年も永遠に
お世話になり続けるからよろしく。

以上、波多瀬でした。
メリークリスマス。
これが今年最後になったら困るので一応。
良いお年を。

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