
好きな漫画が完結した
こんにちは、波多瀬です。
タイトルで推している作品と、勘のいい方なら推しまでバレてしまった気もするが気にしないことにする。
8/5の月曜日に私の人生とも言える大好きな作品が完結した。
一ヶ月前から予告はされていたし、なんなら
原作者は2年前から「今年で終わる」と言っていたので覚悟は出来ていたつもりだった。
でもいざ完結してしまうと本当に辛い。
「終わって欲しくない」は私のエゴなので「終わって欲しくなかった」とは全く思っていない。10年も続けてくれてありがとうという気持ちである。本当に。
ただ、10年前に推しに命を救われてから毎週それを読むことだけを楽しみに生きていたから、どうしていいか分からない。
10年間毎週続いていた「月曜日に作品を読む」という習慣が終わってしまうことが寂しいし辛い。
来週からはページをめくってもあの作品が出てくることは無い。習慣で探して「あぁ、終わったんだ」と思うこともあるんだろう。それをこれから味わうことが辛い。
月曜日は丸1日その寂しさと戦っていたのだが、火曜日になると次の感情が来た。
「この作品があったことが過去になることが辛い」
「連載している」が「連載していた」になること、だんだんこの漫画を知らない人も増えていくこと、何よりずっと先を歩いて生きる指針になってくれていた推しが過去になってしまうこと。
これからも単行本はまだ出るし、アニメも続く、きっとグッズはまだしばらくは出る。それでも物語の時間は止まってしまった。
その事で胸と頭のどこかに穴が空いてしまったような感覚がずっとある。
波多瀬はこの作品以外でオタクをしていないので、完結を迎えるのも初めてである。
正直まだぼーっとしているしどうしていいか分からない。
私が何をしようと、こちらの次元での推しの時間は止まってしまった。
それでも私は彼以外を好きになることは出来ないし今後もずっと彼のことだけが好きなんだと思う。
最終話で推しは大人になった姿も見せてくれた。
若干意外なところもあったり15歳の時から変わらないところもあったりで相変わらず愛おしくてかっこよくて可愛い推しなのだが、彼のこれ以上を見ることは私には出来ないんだな、と思うと寂しい。
完結直後は完結したことが夢みたいだと思っていたけど違った。
死にたかった時に推しに救い上げてもらって生きてきたこの10年が夢みたいなものなのだ。
推しがいなければ私は今生きていない。推しのおかげで今私はここにいる。
綺麗な夢を見させてくれてありがとう。
生きる理由をくれてありがとう。
私のヒーローになってくれてありがとう。
そっちの世界で立派にヒーローしてください。
言いたいことはまだまだ沢山あるけど整理がつかない。
推しが過去になってもまだ私は推しのことを愛している。向こう10年ぐらいはまだ余韻に浸っていていいはずだ。
原作者の先生へ
本当にありがとうございました
お疲れ様でした
以上、波多瀬でした。