SoCやCPUなどの整理

M1チップ。ARMによるベースに基づいて開発されたCPU(SoCとどっちが適切か調べてない)であり、ものすごい話題となった。これは興味のなかった人の多くも関心を持った、耳にしたと思う。

かつては、CPUといえば、ほんの1,2年程度前まで、CPUと言ったら、Intel一強と言って過言じゃない市場だったと思う。しかし、かつてはIntelの下についていたAMDからRyzenが登場し、急激に存在感を上げてきた。IntelのCoreシリーズよりも低コスト、ハイスペックというわかりやすいメリットを持っているおり、国内でもユーザーは急激に伸びたと思う(私も数ヶ月前にRyzen買いました!RIP Intel)。一般スペックのみならず、ハイエンドモデルのCPUや、元からの強みであるGPUなんかもますます人気を上げている。これだけでも相当な変革が起きてる気がするが、さらに驚くべき変革がAppleから投入された。ARMベースのM1チップである。これが、CPUやGPUなんかも組み合わせており、自社開発かつ自社製品にのみ載せるからこそできる効率的なチップと言える。多くのPCと違い、完全にアップル独自に最適化を図ったからこそである。CPUやGPUなんかも盛り込みつつ、iPhoneなどのチップ設計で培った省電力設計技術も盛り込み、メモリなんかも一体化させることで高速化を実現。アップルの強み、独自設計の強みを活かし、アップルらしい製品に仕上げたと言えると思う。実際省電力設計はさることながら、パフォーマンスにおいても、Intelなんかと比較し、好評な記事も多く見られる。また、発売以前から懸念されていた、ARM版への移行によるソフトウェアのアップデートも順調になされており、Windowsも対応に好意的らしい。

このように、大きく話題になったCPUはRyzenとAppleシリコンがある。しかし、さりげなくMicrosoftも独自のCPUを提供していた。Microsoft SQチップというものである。既に最新は2世代目となっているよう。これはAndroidで最も定番とも言えるQualcommのSnapdragonというCPUをベースにしているようだ。スペックなどは詳しく調べていなが、Surfaceシリーズでもハイスペックモデル搭載していることから、ハイエンドCPU担っているんじゃないかと思っている。さらに、モバイル向けをベースにしていることから、省電力性もあると考えられる。

CPU関連では、まだ大きな話題が残っている。少し前であるが、ARMはソフトバンクからNVIDIAに売られたのである。ARMはCPUのベース設計図を書く会社みたいなもの。それをGPU最大手のNVIDIAが購入したということは、最上位のGPUとCPUを一体化したSoCなんかも期待される。

これまで挙げただけでも、CPUが、SoCが激動の時代が予感されることがわかり、すごいワクワクするだろう。

しかし、これでも、パソコン向けのCPUのみに関わる話題である。今だと、ものすごい市場であるスマートフォン向けのCPUや、イヤホンヘッドホン、多くのところでハイスペックであったり、多くの強みを持ったCPU、SoCが乱立してきている。もう追いきれないように感じるが、今後も追いつつ、様々な市場でのSoCの発展に期待したい。

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