世代別働き方とまあいいか精神
仕事をしめてすぐに担任を持ち、何をどうすればよいのか、何がわからないかもわからないまま我武者羅に働いていた初任者の時代。それから、約10年ほど経ち、それなりに経験を積み、働き方も変わってきました。
働き始めた若いころは、わからないことが多かったため、放課後は職員室でいろいろなことを教えてもらいながらできることを探して、目の前の仕事を一生懸命するしかありませんでした。これは、どの職業でもそうですよね。
教員の場合(担任の先生)は、若い、ベテラン、関係なく同じように担任業がありますので、仕事量は多く、かなり大変です。大変ながらも、目の前の子供たちと毎日一生懸命向き合っているうちに、一年経ち、二年経ち、、、と月日が流れた今、昔と同じような働き方は、できないな。と思います。
やはり、家庭ができ、働ける時間などに縛りがでてきたりすると工夫し、効率よく仕事をしていかないと生活できなくなってきますよね。ワーママさんたちは特にお忙しいはずです。
そんな今、優先順位をつけ、まあいいかと思い、諦める精神がとても大切だな。と思う今日この頃です。
もちろん自分の中に譲れない何かや、期日があるものは早めに、大事に、仕事をするべきです。しかし、そうでない「まぁいいか。」というものは後回しにしたりしなかったりしてもよいのではないのでしょうか。
私の場合、まるつけ、ワークシート作りはほどほどに。できなくてもまぁいいか。(今度子供と一緒に赤鉛筆でまるつけしようかな。ワークシートがなくてもノートに書かせよう。それも勉強。という考え方)
教材研究、子供と関わる時間を大切に。と考えています。(授業が資本、子供の様子をしっかり見て変化や成長を見とりたい。という考え方)
しないと子どもが困る。ではなくそれも勉強だと考えてできない時は諦めています。でも、その考え方のお陰で家でも休息でき、穏やかな気持ちで子どもと関われると思っています。
いつでも全力ですることが必ずしもいいことではないと思います。3年前、体育の出張が立て続けに入っており、転勤したばかりでストレスを抱えていたこともあり、入院したことがあります。あまりにも目眩がひどく起きれなくなり、2週間ほど入院をすることになりました。その時に元気に子供の前に立つことの大切さを実感しました。
思い詰めずまぁいいかでなんとかなります。若い先生でもできる人はまぁいいかでいいのです。心穏やかに楽しく仕事ができるのが一番です。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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