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知らずに閉ざされた質問をする受験生

クローズドの質問をしていないのに、何だか面談が上手く進んでいかない・・・

自分ばかりが質問していて、クライアントが話をしていない様に感じる

・・・・・

今時期の勉強会で考えられるのは、自分では気が付いていない言葉が実は『クローズド(閉ざされた質問)』の場合がありますので解説していきます


そもそも閉ざされた質問とは?

YES/NOで答えられる質問です

勘違いしている受験生がいますが、『閉ざされた質問はしていけない』と思っている人がいますが、ダメな質問ではなく、キャリコンが苦しくなる質問になり易いのです

クライアントが『はい/いいえ』と答えて、クライアントが話す事が無ければ、ボールはキャリコンに来たことになる為、キャリコンが質問を投げかけなければなりません

なので、閉ざされた質問が繰り返されると、キャリコンばかり話す事になりますし、クライアントはまるで面接試験を受けている印象を持ちやすいのです


本題!!!これも閉ざされた質問です

◆確認作業は閉ざされた質問です

例)○○なんですね~
→場合にはよっては、クライアントは『はい/いいえ』で答えられますよね

例)〇〇ってことですか?
→分かり易いですが、クライアントは『はい/いいえ』で答えられますよね

例)〇〇ですか?
→これも分かり易いですが、クライアントは『はい/いいえ』で答えられますよね


圧迫されるクライアント

クライアントが長い話をしたことに対して、一つ一つ確認していくと、まるで圧迫面接の様にクライアントを追い込んでしまいます

一番やってはいけないのが、初回面談の15分という試験設定での中盤で、確認と言う名の閉ざされた質問をし続けると、あたかも答えが出たような面談になりますが、それは、クライアントが話したいことを話しながら導かれた答えでは無いので注意が必要です

インテーク面談の初めに語った事は、クライアント自身が分かっていて、ただ、キャリコンによって明確化されただけで、新しい価値観などは一切出てきていないので、別に、キャリコンに相談しても、しなくても同じ面談になってしまいます

例)会社を辞めたいんだけど、色々考えていると不安で、辞められずいます。貯金もないし、若くもないし、手に職もないから直ぐに次の職が決まるようにも感じないし・・・

キャリコン)不安なんですね~   (クライアント)はい
キャリコン)貯金ないんですね~  (クライアント)はい
キャリコン)若くもないんですね~ (クライアント)はい
キャリコン)手に職もないんですね~(クライアント)はい
キャリコン)次に職が決まらないと思っているんですね~
                 (クライアント)はい
キャリコン)辞めれますか?    (クライアント)辞めれないです・・・


あらら・・・
答えが出ましたね~
でも・・・・

そうなんです・・・クライアントは何が話したくて来たんですかね・・・・

でも、勉強会の受験生は、知らず知らずのうちに、インテーク面談の15分で、閉ざされた質問を繰り返し、答えを出してしまいます~


だから開かれた質問が必要です

逆に、新しい価値観は、開かれた質問をしない限り生まれないという事です

開かれて質問に対して出たクライアントのお話に対して、更に開かれた質問→更に開かれた質問を繰り返す事で、クライアントが気が付かなった新しい価値観が生まれる事になります


勉強会が1か月程度経過したら、自分が苦手な関りの把握が必要です


上記の更に開かれた質問が出来るか出来ないか
で、合格の道に大きく左右するスキルになりますので、録音しながら、振り返り、実はココは更に開かれた質問が投げ掛ける事が出来たのではないか?と気づく事が、ググっと面談の質が上がる瞬間ですので、頑張りましょう~

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