見出し画像

10/13(日)第一回デジタル編開催レポート/未来を描く、一歩をふみだす

10月13日(日)、鹿児島県男女共同参画センター主催「女性のキャリアデザイン・デジタル入門セミナー〜未来を描く、一歩をふみだす」のデジタル入門編がスタートしました(以下:デジタル入門編)


デジタル入門編の第1回目の開催レポートをお届けします。宝山ホール会場・オンライン会場に合わせて約20名を超えるみなさまが集いました。


第1回のテーマは「デジタルで広がる可能性を考える」

デジタルの発展と社会の変化を改めて知り、今のデジタルを取り巻く環境を整理しながら、どんなことがこれからの生き方・働き方に役立てられるのか、可能性の広がりを考える時間になりました。



会場とオンライン会場とハイブリッドで開催です

開会の挨拶・チェックイン(自己紹介)

まずは主催の鹿児島県男女共同参画センター課長 瀬戸山さんより開会の挨拶をいただき、セミナーの企画運営・司会を務める合同会社DtheF.toi の村田よりセミナーの目的や心構えをお伝えしました。

鹿児島県男女共同参画センター瀬戸山課長の挨拶

このセミナーは仲間を作ることも一つの目的にあります。参加者同士の対話の時間からも気づきを得ていただけるのもこのセミナーのポイントの一つです。

今回、初めまして同士の皆さんにまずは場に慣れていただくためにチェックインとして自己紹介を行いました。「呼ばれたい名前」「今の気持ち」などを同じテーブル/オンラインはブレイクアウトルームでそれぞれ自己紹介をしていただいたあと、全体でも行いました。

お互いの自己紹介を興味をもって聞き合ってます

年齢もこれまでの職業やバックグラウンドも様々な方との出会いが新鮮で楽しみというような声も聞かれました。

伴走アドバイザー自己紹介

伴奏アドバイザーの富田貴子さん

今回デジタル編には株式会社CoCoDigi代表の富田貴子さんに伴走していただきます。

富田さんは、「デジタルを通じてその先にある幸せを提供する」を理念に、WEB制作、ICT相談、子どもたちのデジタル教室やコンテストなどの活動をされています。また、ご自身のデジタルとともに生活を変化させてきた経験などから得た知見をベースに起業サポートなどもされていた方なので、今回のセミナーでも副業・起業に関してもアドバイスをもらえると思います。

経歴とともにデジタルをどう活用してきたかを自己紹介とともにお話し頂きました。パソコンが超苦手だったのに、今ITの業界で独立して会社をしている歩みはとても興味深いものでした。

ホテル業界から社会人スタート富田さんがIT業界に足を踏み入れたのは「パソコン教室の講師の時給の良さ」がきっかけでした。そこからプログラマーに転職して、WEBデザイナーに転職と転職をすることで年収も上がっていく経験をしたことから現在に繋がっているというご自身の経験とデジタルの活用していくことで得られたものを教えてもらいました。失敗談や苦労話も織り込まれていて、どんな状態からでもチャレンジできるんだと感じたという感想があがりました。

デジタルは私たちの生活を豊かにして新しい可能性を広げてくれるツールである。という言葉にとても説得力がある自己紹介でした。

全体ワークslido

「Slido」というアプリを活用してみなさんの”デジタル”に対しての印象や思っていることを確認しました。「Slido」というのはスマホからでも使えて、コメントを書き込むとリアルタイムに一覧として出てくるツールで、匿名で投稿できるものになります。


用意した質問に参加者のみなさんがコメントくれたことが次々に画面に出てくることで、同じ意見だな、こういうことも考えられるのか、など一緒にみながら話を進めました。


質問に用意したのは・・・
①「デジタル」と聞くとどんなことを思い浮かべますか?
②「デジタル」に対してどんな期待をしていますか?
③「デジタル」を使うにあたって不安に思うことはなんですか?


富田さんと村田でコメントを拾いながら、疑問に答えて、そこからさらに質問をして・・・とデジタルを通じて対話をしていく時間になりました。

ゲストレクチャー

昼休憩を挟み、午後からは「森田佐知子先生」のゲストレクチャーが始まりました。

森田先生は宇都宮大学でデータサイエンス経営学部准教授、博士(学術)として教鞭を取られています。一般企業でシステムエンジニアと人事を経験されており、学生のキャリアデザイン等もご担当されており、デジタル×女性のキャリアをご経験と専門知識から多くのデータも利用してお話しくださいました。

栃木県と繋いでのレクチャー


「ワークライフバランス」は仕事と家庭の『両立』というイメージでそちらも成立させなければならないと言うイメージです。ですが、現代において専業/兼業どちらにしても女性が仕事+家事育児に従事している総合的な時間は同じであるのは変わらないし、これから急激な変化も考えづらい。であれば、デジタルを味方にワークライフインテグレーションを考えていくのが良いのではないか、と教わりました。


ライフワークインテグレーションは、ライフとワークが双方が相乗効果をうむような働き方の考えです。そして、子育てを通して得られる楽しみや学びを女性だけでなく男性も体験できる方がいいと思うという言葉が印象的でした。

そういった考えなどをもとに、女性にとってデジタルがどんな可能性を広げてくれるのか?デジタルで何が変わるのか?これからどんな力が必要で身につけるべきなのか?をわかりやすくお話しいただきました。

質疑応答ではデジタルをうまく使うために、自分の強みの見つけ方は?AI面接が与える影響とは?など質問が上がっていました。


個人ワーク

ゲストレクチャーの後は、学んだことを振り返りながら自分と向き合う時間。

ゲストレクチャーを受けて感じたことやデジタルスキルを習得することで実現したこと、セミナー最後はどんな気持ちになっていたいか。等を自分の言葉で考え、グループでシェアしました。



チェックアウト

本日の感想をグループの皆さんと一言づつ伝え合い、チェックアウトとしました。

スタート時は緊張していた様子でしたが、終わりの時には打ち解けて一言では終わらない様子が伺えました。


オンラインの方が参加しやすいようにスタッフがサポートします

終了後は茶話会

終了後は、任意参加の茶話会の時間です。ゲストやアドバイザーに質問なども自由にしてもらえます。森田先生にもオンラインで待機いただいて、みなさんの質問に答えていただきました。個人の疑問や感想も直接話せることで、より充実した時間になりました。


あっという間に1日目の終了を迎えました。

様々なバックグラウンドの方と話をすることで、新しい視点や考えが得られること、デジタルを積極的に学ぶことで自分にどんなメリットがあるのかを感じていただけたのではないでしょうか。予想以上に実りがあったというようなお声もいただきました。


次回は実践も踏まえながら、デジタルで変化に強くなるために何が必要かを考えていきたいと思います。

ご参加いただいたみなさん、ゲストの森田先生、伴走アドバイザーの富田さん、ありがとうございました!

いいなと思ったら応援しよう!