11/16(土)第2回キャリアデザイン編開催レポート/未来を描く、一歩をふみだす
11月16日(土)、鹿児島県男女共同参画センター主催「未来を描く、一歩をふみだす キャリアデザイン編」(以下:セミナー)の第2回目を開催しました。
第2回のテーマは「自分の働き方を考える」
働き方の正解は人の数だけあり、自分の正解は自分にしかわかりません。
ゲストの経験談や参加者同士の会話から多様な働き方を知り、自分の理想や価値観を大切にした働き方を考えました。
チェックイン
まずはチェックインとして「今日呼ばれたい名前」「今の気持ち」をテーブルごと/オンラインはオンラインのグループで伝え合い、今日の場に参加する気持ちをセットアップしました。
3人のゲストによるパネルディスカッション
今回は多種多様な働き方をする3人のゲストのお話を伺いました。
ゲストにお越しいただいたのはこちらの3人です。
◯原口しのぶさん(システムエンジニア・スポーツアロマトレーナー/過去のセミナー参加者)
◯橋口友紀子さん(小さな工房まるむ店主/昨年のセミナー参加者)
◯水流一水さん(鹿児島オリーブ株式会社代表取締役)
それぞれのモチベーショングラフを紹介しながら自己紹介をして貰いました。
・原口しのぶさん(システムエンジニア・スポーツアロマトレーナー/過去のセミナー参加者)
現在、医療法人でシステムエンジニアとして働きながら、託児所の早朝スタッフ、スポーツアロマトレーナーとして三足の草鞋をこなす日常。
3つの役割を、自分の中の軸をもってバランスをとっており、全て自分のために必要なことという原口さん。
以前、男女共同参画センターエンパワメント事業のセミナーに参加した時はスポーツアロマトレーナーとして現職との兼ね合いなどモヤモヤを抱えてましたが、現在は自分の中で整理ができて、新たにサロンの立ち上げに動かれているそうです。
・橋口友紀子さん(小さな工房まるむ店主/昨年のセミナー参加者)
看護師として働き、結婚出産子育てと専業主婦として生活している中で、ホームベーカリーで作ったパンの美味しさからパン作りに目覚めたという橋口さん。
学ぶなら専門的にやりたい、ということから専門学校に学びに行き、自宅を改造して小さな工房をつくりカフェなどに委託販売をされ、今はチャレンジショップに週1回出店しています。
子供の成長に合わせてこれからどうしようか、と迷っている時に昨年の男女共同参画センターエンパワメント事業のセミナーに参加し、不安を吐き出し整理したことからまた新たに一歩進むきっかけになったと伝えてくれました。
今も上手くいかないこともある中で迷いながら進んでいることをご自身の言葉で語ってくださいました。
・水流一水さん(鹿児島オリーブ株式会社代表取締役)
新卒で鹿児島銀行入行されてから、現職も鹿児島銀行の行員としての抜擢というキャリアはとてもキラキラと見えますが、本人曰く最初の10年はしょうがない社会人だったそうです。
そこから、意識が変わった出来事や子育てとともに奮闘する社長という立場での仕事について思うところを赤裸々にお話しくださいました。
三人三様のキャリアの考え方、歩みを参加者さんたちも興味深く聞いてました。
「ロールモデルは一つじゃない思った」
「スモールステップで進んでいこうと背中を押された」
「今できることをやってみる、やれるかわからないけど一歩進めてみるというのが心に刺さった」
という感想があがり、自分が思っている以上に選択肢は広がっていることを感じられた感想が多くあがりました。
個人ワーク
午後からは、個人ワークで自身の現在の状況と、自身が心地よく納得感の高い状態はどういうものか?を考えました。
バランスホイールを用いて、自分の現状の満足度を視覚化したあと、理想の状態を書き出しました。自分にとって納得感を上げるために何が必要か?を考えるヒントになります。
また、一日の時間の使い方と理想の状態を視覚化したことで、
自分が一番モヤモヤとしていることに気づけたという声もありました。
また、ファシリテーターからのレクチャーでは、
「家庭はチーム」を目指して行ってきた体験談をお伝えしました。
・手放せること
・誰かと協力してもらえたらいいこと
・何か新しい道具があるといいもの
現状と理想のギャップを埋めるためにどんなことができるか?
今は無理でも、何があると、どんな協力が得られるとより理想に近づけるのか?
を考え、最初の一歩を最後に決めて終了となりました。
「ゲスト3人の話を聞くことで、ロールモデルは一つじゃない自分なりの道を見つけたいと思えた」
「書きだすことで、不満ばかりと思っていたけど結構満足していることに気づけ、理想はそう遠くないと思えた」
「諦めていたことに行動を起こしたいと思った」
「自分を見つめなおせて、ブラッシュアップできた」
などの感想があがりました。
自分のキャリアを考えるための段階を踏みながら、
参加者同士での共有の時間がとても有意義で勇気をもらう時間になっている様子が伺えました。
3回目もさらに未来を考える仕掛けを運営も考えてますのでお楽しみに!