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雪化粧の貴船神社

 今月26日くらいに京都市内でも雪がちらついて、市内のすみっこの方にある我が家周辺ではちょっとだけ積もっていたので、「これはあそこ行くしかないな」と思い貴船神社にお邪魔した。28日、昨日のことである。

 貴船神社は前々から行きたいなあと思っていたのだが、なかなか機会がなく京都に住んで二年が経ってしまった。この二年、本当に何もできていない。ゴミ人間を極めているだけな気がしている。

 京都市バス5番に乗り、宝ヶ池まで行って、そこから叡電に乗り換えて貴船口へ。

 山に入って行くにつれ木々に雪が積もっていたり、家々の屋根が白く染まっていたりして、地元では見られない景色にだいぶはしゃいでしまった。なお、一人での散策である。

 妹からもらったばかりのミラーレス一眼のペンタックスQ10をお供に、貴船神社周辺をぶらぶらしたので、写真を交えて色々日記を書く。


 これはピントの合わせ方がまったくわからない状態で撮った写真。

 貴船神社までの道である。やっぱり風情あるなあ、と思って撮ったのだが、カメラをもらって初めて撮ったので風情もクソもない。ぼけぼけである。


 これは貴船神社の階段。

 まだピントの合わせ方がわからない。その上、カメラ本体と一緒にもらったレンズが望遠レンズしかなかったため、よけいに操作が難しかった。近くの物が全然撮れない。カメラは難しい。


 もうやけになって近づいて撮った。朱色に白の組み合わせはどうしてこんなに華やかできれいなんだろう。


 めっちゃ雪降ってきた。

 寒さはあったものの、むしろ気持ちがいいくらいの温度で、靴の中に染み込んできた水以外は寛大な心で許した。


 このあたりからちょっとちゃんと撮れるようになってきて、すごく楽しかった。

 昔から流水を撮るのが好きだったりする。中学時代は買ってもらったばかりのスマホのカメラで水ばっかり撮ってた。あの頃の方がかなりセンスがよかったと思う。歳取ったら失うものばかりでつらい。


 奥宮の方までしっかり行った。

 恋愛関係の願い事は今のところまったく存在しなかったので、純粋にご挨拶と就職関連のご縁について色々お話させてもらった。そういうご縁はたぶん専門外なのだろうけど、お話することがなかったので、一応。


 鳥居も灯篭もすごくきれい。

 夜間ライトアップも観たかった。いつか絶対夜にも来たい。


 奥宮の鳥居近くに、やたらと俯いている雪だるまさんがいた。

 なんでこんなに下を向いているんだろう。哀愁が漂いまくっている。


 貴船神社、本当にいいところだった。

 静けさと冷たさがその場の神秘を引き立てていて、雪の力は強いなと思った。水おみくじもやった。小吉だった。

 今回は以上です。



 ここから下は没写真の墓場である。ピントが合わせられなかったり同捜査していいのかわからなかったりで、だいぶホラーっぽくなったのもある。



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