正しく叱るとは
マネジメント研修での一コマ
今日は「正しく叱る」ということをブレークダウンしますね!
そもそも似た言葉に【怒る】という言葉があります。
【怒る】ということは【感情をぶつける】行為であり、【怒る】側の発散行為なので成果を生み出すものではありません。
その対極にあるのが【叱る】という行為です。
【叱る】とは成果を生み出すために【誤った意識・思考・発言・行動】をしている相手に対して良い方向に導くために行う行為です。
これを前提に理解しておく必要があって
その上で
【怒る】主体は自分(相手を動かそうとするが逆効果)
【叱る】主体は相手(相手が動きたくなるので効果大)
という違いが発生します。
ここまで理解できれば80%はクリアです。
あとは主体が相手にあるということがポイントで
基本は
①本人が「やる」という意思表示を行ったこと(会社貢献に紐づけていることが前提)
②本人が目標としていること(会社貢献に紐づけていることが前提)
この2点に対してズレが生じていると感じた際にそれを是正するために伝える行為を【正しく叱る】ということになります。
つまり、日常行動の中の部分的な行動単体で叱られていると相手に捉えさせるのではなく
今叱られていることは【自らがやるといった或いは自らが掲げて目指している目標】に対して叱られているんだと感じさせるということ
これらを【正しく叱る】と捉えて頂ければと思います
参考まで