青年期→新卒→運命の出逢い
少し、簡単に自身の歴史を振り返りながら自己紹介をしようと思います。
1、青年期 ー 信じ抜くことの重要性の理解 ー
小学校の卒業式に親が離婚し、母子家庭で育つ。
自宅の壁は昔ながらの土壁、雨漏りもするし、風呂は水をため火をつけお湯を沸かすそんなレトロなスタイルだ。大学を卒業するまで自分の部屋はなく、寝るときは母と同じ部屋。周りから見れば貧乏な生活かもしれないが、心は豊かだった。それは、私の全てを認め、肯定してくれる母の存在のおかげだった。
2、新卒時代 ー 努力は必ず報われる/ベンチマークの重要性 ー
新卒で入った会社は大手通信販売の会社で当時は時流にのったビジネスを行っていた。職種は営業職だったが、見知った仲であればコミュニケーションをとることは得意だが、初めての方とコミュニケーションをとることは、あがり症もあり極度に苦手としていた。
そのため1年目、2年目は全国の同期50名ほどの中で最下位の営業実績だった。3年目にこれではいけないと奮起し、プライドをかなぐり捨てハイパフォーマー人材にとにかくそのコツをインタビューし、文字通り練る間も惜しんでトレーニングをし続けた。
すると、徐々にその努力が実を結び、優秀社員としての表彰を受けるまでになった。5年間の営業経験を通じて卓越した対人能力を修得。
3、運命の出逢い ー 理念経営 ー
27歳の際に更なる成長を求め新天地を探し求める。当時は大企業で個人営業(BtoC)だったため、次はベンチャーで法人営業(BtoB)にいくことで異なるビジネススキルを修得しようと決めていた。
その中で運命の出逢いを果たすのが、現在取締役として在籍している株式会社ピアズ。ピアズに惹かれた理由は一つ「無意味な常識に囚われず意味のある非常識を追求し価値ある社会活動を行う」という会社理念だ。
この会社理念との出逢いが私の人生の歯車を大きく押し進めることになる。この理念と出逢うことがなければ、間違いなく今の私は存在していないと断言することができる。
今でも当時の面接で代表から言われた2つの質問が鮮明に蘇る。
1つ目の質問はこうだ「堂前さんがうちに来たら、うちにとってどんなメリットがある?」これはよくある質問だろう。
代表は2つ目の質問を続けた「堂前さんがうちに入ることで、堂前さんにとってどんなメリットがある?」この質問をされた瞬間、私は雷に打たれたようにこの会社の理念に恋に落ちたのだ。
この2つ目の質問には、会社と求職者はフェアで対等でなければならない、Win-Winな関係であり、お互いの未来が幸せにならなければならない、そんな想いが込められているのだ。当時多くの企業で面接を受けたが1つ目の質問にあるように会社側にとってのメリット、つまり、あくまで採用する側での視点でしか考えられていないケースがほとんどだった。
そんな中で、この質問を受け、ピアズにとって理念がただの飾りではなく本気で『体現』しようとしている理念であることを感じるには十分だった。私はすぐに入社を決意した。
続く