先を見据える
ジョージ・ルーカスは映画「スター・ウォーズ」の制作を配給会社に持ちかけたとき、ある交渉をしました。
「俺の監督報酬は少なくていいから、その代わりに作品に関わる全ての権利を俺にくれ」
当時、映画監督というのは監督報酬をもらうのが当たり前で、映画業界自体も映画作品のみで儲けるというのが常識でした。
しかし、ジョージ・ルーカスはこの常識に囚われませんでした。
スター・ウォーズのキャラクターグッズを開発し、これを売り出し始めました。
キャラクターグッズの権利は全てジョージ・ルーカスが持っているので、グッズ販売の利益は全てジョージ・ルーカスのものになります。結局、このおかげで彼は莫大な収益を手にし、自らの映像制作会社を立ち上げたのでした。
「遠くをはかる者は富み 近くをはかる者は貧す」 という二宮尊徳の言葉に共通するものがある。
三流は金を残し、二流は名を残し、一流は人を残すという言葉もある。
常に未来を見据えて生きる。
そして、何より自分の可能性に全力でベットすること。
その大切さを改めて実感。