人的資源と人的資本のあれこれ
人的資源(Human resources)について
これは、ある組織や企業などで働く人々を指す言葉であり、人材そのもののことを指す。
資源だし、枯渇しちゃうもの。
(人間なのに、資源ってそもそもどうなのよって感じですよね)
人的資本(Human capital)について
個人が持つ知識、スキル、経験、教育、訓練、能力などを指しており、その人が持つ生産性や能力を表している感じ。
資本だし、伸び縮みしちゃうもの。
(こっちのがしっくり来る。無限の可能性を持っているから)
人的資源って考えるとどうしてもオペレーション志向になっちゃうし、投資じゃなくって、コストになっちゃう。
それを取り巻く環境も、そういう風になっていっちゃうから、結局は人事が戦略人事になりえないのはここが背景なんだろうなと。
これは、人的資本って考えると、クリエーション志向になって、しかも投資対象だからめっちゃ戦略的にどういう関わりしてこうか?!ってなるよね。
人に対して真摯に向き合うというか、どう使うかじゃなくどう可能性を最大化させるか。みたいな。
ここまでだときれいごとで終わるんだけど、そうじゃなくって
投資ってなったからには、効果をみたいよね。
株に投資したのに、いくら増えてるか減ってるかみないなんてないじゃないですか?
だからこれもおんなじで経営サイドとしてはじゃぁ人に投資したけどどんだけのリターンがあるんだ?ってこれ当然の話なわけです。
人的資本で考えないといけないのは「効果の見える化」ってことですね。
なんで、人的資本経営って、社員の能力やスキルを活かして、生産性や競争力を高めるための経営手法なんだけど、やっぱりどのくらい投資して、それがどうなったの?ってのは見ないといけないから、そういう意味で投資対象もしっかりと検討しなくちゃってことですよね。
例えば
能力開発
教育・訓練や、キャリア開発の支援などを行うことで、人的資本を育成することが重要。社員自身が成長し、スキルアップすることで、企業の生産性や競争力を高めることにつながりますよね。コミュニケーション強化
コミュニケーションを密にし、社員が自分の意見を言いやすい雰囲気を作る。意見を言いやすい環境を整えることで、新たなアイデアや改善点が生まれ、企業の競争力向上につながる。心理的安全性ってやつですよね!
但し、コミュニケーションの質は考えなくっちゃ!働きがいの実現
仕事とプライベートのバランスを取りやすい環境を整えることで、生産性やモチベーションが向上しますよね。フレックスタイム制度やテレワーク制度の導入、有給休暇の積極的な取得などさまざまあるかな。とはいえ、プライベートなんていらない!今は成長したいからガンガン働きたい!勉強したい!という人もいるわけだから、そういった人にはそういった対応もしてった方が良いですよね。タレントマネジメント
優秀層を発掘し、育成するために、タレントマネジメントはいるかな。別にシステムいれよ!って話じゃなくって、キャリアアップや報酬の面で適切な評価を行い、その人材を企業内に留めないとですからね。要はELTVを大きくしようぜ!ってことですね。
書き出すと止まらなくなるので、一旦今回はこのくらいで。
こんな感じで、自由に書き連ねていきたいと思いますので、またお時間ある際にはぜひご覧下さい。