2020年4月10日 糸井ツイート

 糸井重里氏のツイートに批判が集まっている。

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 最初のツイートに批判が殺到して、さらに上書きしたツイートには、もっと批判が殺到した。多くの人による糸井ツイートを批判する言葉を読みながら、私はこのツイートが一番、まったく、そのとおりだ!と思った。

  糸井さん、これを読んだろうか? このツイートを読んで、ガ~ンと思っていてほしい。自分の思い違いを、自分が言ったことの、その愚かさに少しでも気づいて欲しい。うるせえ、だまれ、ばあか、なんて思っていないで欲しい。

 たとえ糸井さんがアベ政権寄りだろうがなんだろうが。自分が言ったことが、すんごい間違いで、まったくただのやけっぱちで、民主主義社会に生きる私たちの基本のキも分かっちゃいない、ってことに気づいてほしい。

  そして、糸井さんのこのツイートを見て、その過ちに多くの人もハッと気づいたらいい。私も改めてハッとした。「今は自分のできることだけしましょう」といった言葉を、政治参加への歩を止めるために使うことがないよう、自分も心掛けたい。

 政治は私たちのことだ。政治は私たちが作る。政治家を選ぶ選挙に参加し、そこから行われる政治をしっかりと見つめ、間違っていたら指摘し、怒り、それを直していく。それが民主主義社会の在り方だ。

 ありがとうございます、おまかせいたします、なんなりと、我々は従うのみでございます。というのは違う。特に今のように、私たちの「命そのもの」に直結する大問題が起こってるとき、全員がワアワアと大声を挙げるのは当然であり、そうすべきだ。

 それはそれは、一番大事な「自分のこと」なんだ。

 糸井さん、そうでしょう? 


 

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サボタイ/和田靜香
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