すぐに会社を辞めたい人向け、収支均衡型のセミリタイア、FIREの実態

セミリタイア、FIREの本を読むと何千万円と貯めましょうと書いてます。
まあ、それはそれで正しいです。
正しいんですが、仮に貯金が今ほぼ0円で会社員生活が辛い場合、色んな意味で身も心ももう長くは持たないんですよね。
そりゃ、10年程度の計画でセミリタイア、FIREは計画するのが正しい道です。
でも、どう考えてももう持たない人がいることも事実です。

収支均衡型のセミリタイアは、ほぼ誰でも健康であれば、すぐになれます。
収支均衡型のFIREは聞こえは良くわかりませんが、仮に資産2000万円貯めていたとして、それらを米国株などで運用するだけの話です。
そのお金に手をつけないように住民税非課税世帯を維持できるくらいの年収を稼ぎます。
個人の一人暮らしなら年収98-100万円くらいです。

この生活を送ることは税金と無縁です。所得税0円、住民税0円、国民健康保険は毎月2,000円、国民年金は一旦免除して、10年以内に仮に余裕ができたら払えば良いのです。

具体的な月の生活費は8万円程度です。
これで暮らせるのか?結論暮らせます。
かつて月20万円くらいで暮らしていたら、本当かよ?と思われるのがこの部分です。
でも、ここが1番大事なので強調します。
8万円で暮らせます。

詳しい8万円の生活メゾットは、節約系youtubeの人たちが解説してるので、ここでは割愛します。

もし、節約系YouTuberを見て、こんな暮らしできるかよ…と思う場合は、働きましょう!
人並に勤労して今を維持するしかありません。

住民税→前年の所得から算出して後払い方式
所得税→給料を貰うたびに前払い方式
健康保険料→前年の所得から算出して、保険金額を決定
雇用保険の失業給付→ものすごくざっくりで額面の給料額面30万円なら6割です。

仮に12月に辞めた場合は、12ヶ月分の所得に対して、住民税、健康保険料が決定します。
雇用保険の失業給付は辞めた直後2ヶ月ほどもらえませんから、会社から退職した証明書の離職票を受け取り、約100日間ほどはお金が入ってこなくなります。
更にこのなけなしのお金も住民税、健康保険料を納めたら手元にほぼ残らないです。

だいたい人によって違いますが、90日、120日の失業給付の受け取りが終わるまでには、バイトなり、就職先を決めて、セミリタイアに備えましょう。いよいよ収支均衡型の生活に突入です。

よいセミリタイア生活を!

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