正社員の会社員こそが至高です
今日は正社員の会社員こそが至高だという話です。
先日、友人と会食して、こんな話をしました。
『ここで働き続けるイメージが…うんぬんかんぬん…この生活がずっと続くのかな…』
ふーんふーんふふふふーん、と思いつつ話は聞きますが、間違ってもセミリタイアええぞ!!!
ウェーーーーイって話はしません。
確かにセミリタイア生活は控えめに言わなくても会社員生活より最高です。
これは絶対的な真理です。
疑いの余地はありません。
私にとっては、、、
いや、それは、、、
多くの人にとってはセミリタイアが至高とはなり得ません。
それは本当、本当に違うんです。
実は多くの人にとっては正社員の会社員こそ至高であることを私は既に経験値として知ってしまいました。
口ではリタイアしたい的な話が出るのは、リタイア組が口々に揃えていうたまのバイトが気晴らしになるって話と同じです。
なぜなら会社員を選択して続けられる時点で、実は会社員の適性検査に合格しています。
会社員の良いところは、お給料をいただく代わりに、毎日毎日仕事渡されて、終わらないから必死になって残業しますよね。
マクロを組んで自動化したら評価されるどころかサボりを疑われるなんてこともよく聞くものです。
そりゃ手作業の方が心もこもってますから、自動化なんて企むのは良くないことです。
上司は上司で、部下への叱咤激励、これで上司は気持ちよくなります。
若い部下を叱りつけることで威厳を保てるからです。
そして、終わらない労働、来る日も来る日も満員電車に乗って、明日への希望を胸に抱いて帰宅して、また労働に備える毎日です。
会社員として働いていれば仕事は概ね上司から渡されるし、ほとんどの会社員は仕事も定型的に決まっていて、ある程度同じことを永遠と繰り返します。
この定型的に同じ仕事を繰り返すことがセミリタイアと合わない部分です。
セミリタイアすると能動的に活動して、全部自分で計画立てないといけません。
月曜から金曜までは旅行、土日はワクチンバイトに行って日銭は稼いでおこう…
来月はハロワの認定日があるから、ハロワ行って求人も探さないと…
希望条件、勤務地をメモして、、、
こんな具合で毎日の飯の献立から、遊ぶ段取り、旅行の計画、全部自分で勝手に計画立てないと誰もやってくれません!!!
最初は決める頃に心地よさを覚えていたのに、元会社員であり、なまじ適合力が備わっていると、全部決めることに疲れてきてしまいます。
これは、とある会社の話になりますが、ノルマがあり、もちろんテレワークはありません。
テレワークは監視できないので当たり前に実施しません。
この会社では、電車通勤、朝礼から朝が始まり、昼は食堂で本日の定食、昼からの仕事が一段落すれば、事務処理、当然事務処理は仕事ではあるけどメインの仕事ではないので、時間外に処理することになります。
仕事の進め方に多少裁量があれど、ほぼ決まってます。このほぼ決まってるけど、ちょっと自由に変えれるくらいが心地よい人が会社員には多いです。
辞めたい辞めたい言ってる人もいますが、なかなか辞めません。
会社推しがたくさんいるからです。
そんな人がセミリタイアを仮にしたら?
この無職の世界をどう泳いで生きたら良いのか分からなくなりますね。
全部決めないといけません。
世間から無職で見られることに耐えられるのか?
あまり余ってきた時間に余計な方面に思想逃走してしまわないか…
毎日の行動の意思決定に疲れてしまわないか?
会社員に適性がある人とセミリタイアに適性がある人は異なります。
例えば、多くのセミリタイア民の中では大なり小なり節約、投資信託、情報は能動的に得て、口座を開いたり移し替えたり、面倒ですよね。
格安SIMに変えたら分かると分かっているけど、大手3大キャリアですよね。
そのくらい皆よく分からないことを意思決定したくないということです。
本当よくできた社会制度です。
正社員は…!!!
セミリタイア民、セミリタイア予備軍の人たちに会社員はよくできてるぞー!安定してるよー!と伝達してても
『いやいや、社畜やないか!そんなわけあるかい🥺』
何かしら辞めるための粗を探し、何かしら糸口を見つけて、会社を辞めるようとする行動精神。
会社に馴染むくらいなら〇〇と思える不適合精神、それこそがセミリタイア適性です。
もうここで終止符を打ちましょう。
会社員適性がある時点で、セミリタイア民を目指す必要性すらありません。
そして素晴らしいことなのです。
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