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『陰陽師本格幻想RPG』はいいぞ

noteのアカウントを作ったきっかけは、『ミュージカル陰陽師 大江山編』を少しでも多くの人に知っていただきたいからでした。

その『ミュージカル陰陽師』はゲーム『陰陽師本格幻想RPG』を原作としています。
「#全力で推したいゲーム」がnoteのお題になった以上、書かない理由はあんめぇ!……となりましたので、ゲームの紹介?をさせていただきます。
もう募集期間過ぎてるって? うん、知ってる!
でも、もしかしたら誰かこの記事にたどり着いてくれるかもしれないしってことで投稿しますね。
少しでも原作ゲームに興味を持っていただけると嬉しいです。

似たような記事を実は過去にも書いていまして、そちらは始め方に重きを置いていました。
ゲームをダウンロードしてみようかな〜と思ってくださった方は、そちらの記事もよければご参照ください。



『陰陽師本格幻想RPG』ってどんなゲーム?

『陰陽師本格幻想RPG』はNetEase社が制作しているゲームです。
陰陽師が題材ですが、中国の会社が制作しています。
中国の会社なのに和モノ?となるかもしれませんが、日本のゲーム会社が三国志のゲーム作るようなものですよね。
中国での人気はすごいようで、大手企業とのコラボ企画も展開されていたりします。

大型イベントの度に公開されるCGムービーはとても凝っていて、「えっ、それ無料で観れていいの?!」というもの満載です。
2020年9月時点では、2019年後半で展開していたイベント「大嶽丸率いる海国」との戦いにより穢れが生じた雲外鏡を何とかしよう、と陰陽師各家と大物妖怪(鬼王と呼ばれていています)が活動を開始する──という連続イベントが開催中で、↓はその導入とも言えるムービーとなっています。
この他にもYouTubeにゲームの公式chがありますので、興味が出てきましたら是非ご覧ください。

さて、どんなゲーム?という話に戻りましょう。
「RPG」と名を冠しているように、戦闘をこなしながらストーリーが進んでいく、というゲームです。
戦闘は、「陰陽師」1+「式神」3または5の編成で行われます(一部例外あり)
式神の攻撃・行動手段は「通常攻撃」と、自チーム内で共有する「鬼火」(スキルポイントのようなもの)を消費して放つ「スキル」です。
「鬼火」は自チームの陰陽師・式神が一定ターン行動する毎に3(次の一定ターン後には4、その次は5。5が回復量最大値)回復します。一定ターン毎に回復はしますが、上限は8です。
この鬼火をやりくりしながら、いつスキルを使うのか──逆に言うと、都合の良いタイミングで鬼火が回復するよう、各式神の行動順を考えて編成を組み、戦いに臨む。そんな戦略的な戦闘が楽しめるゲームとなっています。

ゲーム画面はこのような感じです。
(動画編集難しいですねぇ…粗は大目にみてくだサイ)

背景とかすごく凝ってますよね!
ステージや対戦相手毎に、自チームの配置場所が変わったりします。
画面も、スワイプさせることで視点がぐるりと変わります。(ズームは残念ながらできないです…)
グリグリ画面を視点変更しながら戦闘を見守るのも面白いですよ。


「式神」は多種多様

「式神」は ほんっっっと多種多様で、前述のスキルは、似た系統はあってもまったく同じものは存在しません。
回復役ヒーラーを例にしても、

◆単体しか回復できないが、デバフ駆除効果付き。1番HPが低い味方が30%ダメージを受ける度にヒーラーの素早さがあがり、すぐターンが回ってくるヒーラー(胡蝶の精)

◆全体回復が可能。回復量が攻撃力に依存しているので、殴れるヒーラーになれる。攻撃する度に自身も回復するので、反撃スキルを付ければ、延々と生き残り続けるヒーラーになり粘り勝ちもワンチャンあり得るヒーラー(蛍草)

◆蘇生スキルも持つヒーラー。基本的に単体しか回復できないが、会心の一撃判定がされた場合(回復にも会心判定がある)は全体回復になる(桃の精)

◆全体回復(リジェネ付)が可能。攻撃時にHPが最も低い味方を回復することもある(花鳥風月)

◆全体回復に加えバフ付与効果も有り。ターンが経過すれば再行動効果もつく(縁結神)

……などなど。
「よくここまでスキルの効果思いつきますね?!」と思うようなものがたくさんあります。
これだけ多種多様なので、各式神のスキルを把握するだけでも一苦労です。
加えて、スキルの説明を見ても「????」となるような記述も多かったりしますので……一筋縄ではいかないところも多いです、正直なところ(笑)
その点が、普段ゲームをやらない層には高いハードルに映るのだろうなぁとも思いますが。
逆に言えば、タップするだけの作業ゲーに飽いてる人には合っているゲームだと思います。

……まぁ、思い通りの編成にするための装備アイテム(「御魂」というステータス強化アクセサリーのようなもの)を集めるためには、ダンジョン周回という作業はどうしても必要になるんですけどね。


「御魂」で自分だけの式神になる

↑で少し触れた「御魂」。
これは装備枠が全式神等しく6スロットありまして。
単にステータス強化するだけでなく、「セット効果」というものがあります。
2セット効果は、主に「更なるステータス強化」で、攻撃力15%upや、会心率15%up等です。
そして4セット効果が、特殊スキル効果で、一言では言い表せないほど多様な効果があります。

以下はその例です。
◆一定確率で反撃する(狰)
◆攻撃に凍結効果を付与する(幽雪魂)
◆一定確率で一部ダメージを反射する(鏡姫)
◆HP残量が70%以上の敵へのダメージ量が40%upする(破勢)
◆逆に、相手HP残量が15%減る度にダメージ量が10%upする(例:HP残量25%の敵へはダメージ量50%up)(心眼)
◆自身のHPが1%減る毎に会心ダメージが0.5%upする(墓守り)

これにより、同じ式神(例えば大天狗)であっても、
◆素早く行動する攻撃特化の大天狗

◆デバフ付与する守りの硬い大天狗
など、局面や自分好みにあわせた式神にすることができるのです。

また、御魂の強化ステータス部分も、
「主要ステータス」部分はある程度固定ですが、「サブオプション」部分は何が付くかランダムです。
なので、同じように御魂を組んでも、100%同じステータスの式神にする、というのはかなり難しいです。
ここをいかに厳選するか……が鍵になってくるのですが(故に人はダンジョンを周回しまくるのデス……)、そこは上を極めたい猛者の領域です。
つまり、何が言いたいかというと、同じ式神であっても、同じ御魂をつけていても、「そのステータスの式神は今あなたの手元にいるその子だけ」(である確率が高い)ということです。
それだけ愛着も湧きますので、是非、自分だけの式神にしてあげてほしいと思います。


魅力的な式神たちの背景

このゲームに登場する妖は、日本の伝承等で語り継がれる妖怪をベースに、ゲーム独自の解釈が付け加えられています。
(最近は、インド神話に登場する神も登場したりしてます)

初期リリース以降に実装された式神の一部は、実装時に「絵巻」という実装イベントが開催されます。
その式神にまつわる小噺、といいますか。
濃厚なストーリーを読むことができるのです。
絵巻の一部は朗読形式の動画であったり、もはやアニメ作品とでもいうくらいのハイクオリティムービーとしても公開されます。

以下はその一部です。
面霊気の絵巻ムービーは、終わり方が「日本の妖怪小噺」のような感じで私はとても好きです。
不知火のムービーは、この式神のために制作された歌とも相まって涙を誘われます。



ムービーが作られていなくても、各式神には一定条件を達成されることで読める「伝記」というショートストーリーが設定されています。
「この式神とこの式神にそんな関係が?!」といったものもあり、式神紹介に記載されている内容だけで判断するのはとても勿体無いです。
ぜひ、育てて、伝記を開放して、式神たちのことを深く知っていただきたいです。


UIにストレスを感じない

ゲームの内容を主に紹介してきましたが、機能的なところについても少し触れておきます。

こういう類のゲームだと、「所持枠」というのが設けられている場合がありますよね。
召喚したキャラクターの上限所持数だとか、装備所持数だとか。
このゲームでは、それを意識することはほぼありません。

召喚した式神の数は、今のところ上限は設定されていません。
「せっかくガチャ回したのに、所持枠上限オーバーしてしまった!誰かバラすか、課金して所持枠拡げなきゃ(。>д<)」……ということはありません。
あるとすれば、御魂の所持数だと思いますが、一応の上限である6000に到達するには、1年とかそれくらいかかるんじゃないですかねぇ…。

というか、そもそも「課金で所持枠拡大」という要素がないんですよね。
上述の御魂も、一杯になったのなら所持しているものを整理する(返還して別アイテムにする)しかないんです。
あってもいいなぁ……とは思うんですけど、動作が不安定になるんですよねきっと。


リリース当初に比べると、UI・操作性も随分と進化してきました。
御魂の装備セット、編成のセットの記録枠が実装されたり、結界合成の直前組合せがプリセットされるようになったり。
オート周回機能(1日あたりの上限回数あり)が実装されたり……と、どんどん楽になってきました。
今後もどんどん便利になっていくのだろうなぁと期待できます。



おんみょの「ここはちょっと…」な点

ここまで『陰陽師本格幻想RPG』のアピールポイントについて述べてきましたが、もちろん良い点ばかりではありません。
ゲームが大好きな私でも「ここ改善しないとこの先ヤバくない?」と思う点は、そりゃあります。
ここまで読んでくださって興味を持っていただけた方の気分を盛り下げることになるかもしれませんが、正直に書きたいと思います。

・アプリの容量がクッッソでかい
ロード時間を短くする(サーバーアクセスの回数を減らす)施策の一環なのか、アプリの容量がとても大きいです。
最新のアプリは、iOS版で5.91GBあります。
590MBじゃないです。
笑っちゃいますよね〜w
ウワサでは、Android版は10GBオーバーだったとか…
笑っ、わら……笑えない……
インストールするだけでも大変なうえ、その容量をスマホに常時置いておけるのか、って話ですよね。
他のゲームも並行して遊んでいる方には、これだけでもう遊ぶ気すらなくなりますよね。
一応、PC版として、DMMゲームさんのところからも遊べるので、回避策にはなるんでしょうけど。
改善しないとヤバイんじゃないかなぁこれホント…
ちなみに、高画質モードにするとバッテリーも結構消費します。そこは抑えるモードもあるので、遊び方にあわせて適宜変更できますよ。

・異なるOS間での互換性がない
iOS版で始めたらiOSの端末、Android版で始めたらAndroid端末でしかデータの引継ぎができません。
↑で、アプリの容量の話で、iOS版は5.9GBでAndroid版は10GB↑らしい…なんて話をしましたけど、ここまで違いが出るってことは内部構造も違っているのかな、と想像してます。だから引継ぎできないのかな〜と…、いや、でも普通そのまで違う? 何とかなるんじゃない??
一応DMM版では、どちらのOSのアカウントのデータであってもプレイすることはできます。
なので、最低限ゲームを続ける手段はあるといえばあるのですが……やっぱり不便!
早く改善されることを望みます。

・コツを掴む(軌道に乗る)まで時間がかかる
プレイヤーLv15までがチュートリアルのようなものです。
ほんっとに基本的なことはそこで学べると思いますし、知っておくと助けになりそうなことは別記事にまとめてますので、気になった方は参考にしていただきたいのですが……
戦闘の仕組み、御魂の組み方、1日のルーティーン……体が覚えるまで結構大変です。
身近に気軽に相談できる人(リア友、ゲーム内のフレンドさん、Twitter等での相互フォローさん、同じ寮の寮メンさん)がいれば都度教えてもらえると思うんですけど、ひとりで進めていくのはなかなかしんどいのではないかぁと個人的に思っています。
私自身人見知りで、人に話しかけたりするのはとてもハードル高く……自分でもできないことを人に「やれ」だなんて言える立場ではないんですけどね。
でも、身近におんみょのことを語れる人がいるのといないのとではモチベーションも変わってくると思うので、いつかそういう方を見つけていただければな、と思います。


まとめ

以上が、私の「#全力で推したいゲーム」である『陰陽師本格幻想RPG』のご紹介となります。
一年近く続報の音沙汰はないのですが(たぶんコ□ナのせいで)、一応アニメ化の話も出てますので、もしかしたら今後ちょっと話題になるかも。
……いや、話題になってほしい。推してる身としては。

タグからこの記事に来られて、この『陰陽師本格幻想RPG』の世界観に興味を持たれたら、どうぞゲームを、そしてこのゲームを原作としているミュージカルをよろしくお願いします。
『ミュージカル陰陽師 大江山編』は、DVD発売中、そしてレンタル配信中(DMM、楽天TV他)です!


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