平安絵巻以降のストーリー(2019年の展開)
「平安絵巻」はゲームのメインストーリーの1〜19章をまとめたものです。
2020年5月現在、陰陽師本格幻想RPGのメインストーリーは28章まで存在しています。28章が実装されたのが、2019年1月。それ以降は、時限イベントの形でストーリーが綴られています。
ただし、そのイベントのストーリーを、本流のストーリーと捉えるべきかどうか、は議論の分かれるところかと思います。
本流のストーリーと捉えるべき、と思えてしまうほど、重要な情報がこれでもかと盛り込まれているのですが、それを、これからゲームを始める人が追えない、という点で、本流のストーリーとすべきではないのではないか、とも思うのです。
可能ならば、誰でも追える形の本編ストーリーとして実装してもらいたいものです。
とまぁ、愚痴はおいておいて、本題に戻りましょう。
2019年1月以降実施されたイベントで、本流のストーリーに相当するもの、となると、下記が挙げられます。
・2019年5月末〜:イベント「離島の歌」
・2019年6月〜12月:超大型イベント「海国編」
記事最後でも触れますが、2020年もイベントが続いています。そちらはまた改めて別記事に纏める予定です。
Ⅰ.離島の歌
「離島の歌」は式神「不知火」にまつわるイベントです。
伝説の妖怪「不知火」を調べに、①玉藻前(と晴明?)、②源頼光と源氏、③大江山(茨木童子)が「離人閣」と呼ばれる場所を訪れる…というものです。
①〜③はいずれかひとつを選んでイベントを進めます。そのため、他のルートは見れませんが、視点が異なるだけで、不知火の謎を解き明かしていく、という根幹の流れは変わりません。
※たとえば、食事処の店員から手がかりを得るために、③を選ぶと店主と茨木童子が酒の飲み比べして勝ったら教えてもらう…という交渉をするが、②では頼光の命令を受けた源氏の陰陽師が単に聞き込みで手がかりを得る…等。
本流のストーリーというには少し弱いですが、この後で触れる「海国編」でも不知火について一瞬(ほんとうに一言だけ)触れる台詞があったので記載しました。
不知火の物語は、アニメCG動画が作られています。とてもクオリティが高い動画ですので、お手すきの時にご視聴いただければと。
※「離島の歌」イベントの①玉藻前視点で語られている動画、とも捉えられるかもしれませんね。
Ⅱ.海国編
動画ではないですが、陰陽師本格幻想RPGの公認攻略サイト「神ゲー攻略」さんに、イベントのストーリーがテキストに書き起こされているので、そちらでストーリーは追えると思います。
…が、ストーリーのページは各所に散らばっているので、イベントを経験していないと探すのも一苦労と思います。
以下、ストーリー順になるようにリンクを掲載しておきますので参考にしてみてください。
※話し手と台詞が合ってない部分(あきらかに晴明が喋っているだろう台詞なのに、話し手が神楽だったり、話し手が神楽なのに口調がおかしい)や、誤字脱字があったりしますが、神ゲー攻略さんのタイプミスというよりは、ゲームの段階からそうなっている場合の方が多いです…。ゲームプレイヤーも、翻訳がんばれ、といつも言っているところなので、そういうものだ、と思って読んでいただければと思います。。
※これらのイベントは、声優さんのボイスはついていません。
01. 導入?:大嶽丸CG
02. 海国篇ストーリーまとめ(リンク)
<注意>
「情報の欠片パズル」のストーリーは2番目、「大嶽丸集結イベント」のストーリーは3番目に読んだ方がわかりやすいと思います。
<補足>
①「集結イベント」は、ゲームに新しい式神が追加されるとき、その式神にまつわる物語が1日1つ、計3つ見られる、というもの
②金魚姫の言う「大バカ」は式神「荒川の主」を指します。
③「驍浪荒川の主」の伝記(リンク)では、荒川の主と大嶽丸の過去が語られています。
④ページ最下部に「山海の戦」へのリンクがありますが、その前に下記「03.日輪の城」が実施されています。飛ばせないエピソードです。
03. 日輪の城(リンク)
<関連動画>
04. 山海の戦(リンク)
<補足>
源頼光と大江山の関係性が前提になっています。
ミュージカルの「大江山編」が該当しますが、「大江山編」では語られていない内容(大江山編のその後)もわずかながら存在します。youtubeの「平安奇譚 鬼切」で検索・ヒットする動画(1〜9章)も視聴しておくとより理解が深まると思います。「平安奇譚・鬼切編」は晴明と小白が、何者かにより結界に囚われたところから始まります。
<関連動画>
ストーリー読んだ後の視聴がおすすめ。
05. 陰陽の守(リンク)
06. 京都決戦(リンク)
<補足>
・「京都」ストーリーの[参]のあと、他の各地のストーリーが並行して進んでいく、という構成。
・このイベントは、ゲーム内のユーザー全員でBOSSマスをめざし、期限内にBOSSを倒す、というものでした。これまでに似たイベントが開催されており、そのイベントでは期限内にBOSSを倒せていたので、今回も倒せるもの、と誰もが思っていたのです。が、結果は失敗。BOSS討伐が失敗したあと、展開されたストーリーが、上記ページの「失敗後」というストーリーです。このストーリー後、約1日ほど、実際にゲーム内の環境が崩壊した京都に変わっており、ゲームの機能も一部制限されていました。その後、「雲外鏡」により逆転する…という展開でした。
・通常、中国サーバーと日本サーバーでは、イベント実施時期に差があるのですが、このイベントに関しては同時に実施されていました。敗北後逆転する、という展開がネタバレにならないようにするため、と思われますが、確かに、敗北時の絶望感といったら凄まじかったので、ものすごく貴重なゲーム体験だった、と今では思います。
<関連動画>
Ⅲ.その後の展開
海国編はいったん完結しましたが、様々な伏線を残しています。
それがどのように回収されていくか、が今後の焦点となると思われます。
たとえば、「陰陽の守」イベントの途中で、加茂家の陰陽師が、修羅鬼道について触れています。その後、年が明けて2020年に、修羅鬼道に落とされた半妖、「鬼童丸」が実装されました。
ストーリー「百鬼夜行図」では、藤原道綱も登場します。
百鬼夜行図イベントに登場した人形売りは、「縁結神」の化けた姿でした。
※百鬼夜行図イベント時には「縁結神」の存在は明かされていません。
2020年4月、この「縁結神」に関連するイベントが開催されました。ストーリーはこちらから。
2020年4月はもうひとつ、「平安奇譚」というモードに「大江山の戦い」という章が追加されました。
①「平安奇譚」の「鬼切」の章の後、頼光を追う鬼切と、酒呑・茨木の動向を描く前編、②海国編の一部であり、上でも触れた「山海の戦」の再編集的な立ち位置の本編(一部構成が異なったりしています)、③①よりもさらに過去、鬼切がまだ頼光の配下として付き従っていた頃に遭遇した土蜘蛛との事件を描いた番外編
で構成されています。
源家と鬼切、大江山の面々に関する物語としては重要な伏線も含まれる、外せないストーリーとなっています。
2020年5月、SP青行燈の実装とともに、「京の万事屋」というイベントが開催されています。
海国との戦いから数ヶ月、復興もひと段落した都で異常現象が発生しているとのこと。晴明をはじめとした陰陽師たち、そして都周辺の妖たちも、次なる事件の予兆ととらえ、動き出しています。
下記の動画は、万事屋イベント開催中のアプリのオープニングムービーです。
おそらく、2019年の海国編と同程度の長編イベントの幕開けとなるかと思われます。
今後のストーリー展開は、ある程度イベントが進み次第別記事にまとめようと思います。
〈関連動画〉