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見逃しそうな出社のいいコト~1年ぶりの出社~

昨年2月から在宅で秘書や事務サポートのお仕事をしてきましたが、今月から電子書籍制作のお仕事が始まり、研修のために約1年ぶりの通勤をしています。

オンラインで仕事をするのに慣れた私が感じているのは、出社して働くことのなかには見逃してしまいそうないいことがあるなということ。
それは、”職場の風景”。性格的には静かな家の方が、集中できて効率もいい。だけど、思い出の粒になりそうな小さな出来事が気に入っている。

たとえば、
お昼休憩のときにコンビニで買ったコーヒーを飲んでいる人のコーヒーの香り
web会議で商談をしている人の言葉遣い
無印良品で買ったかわいい手帳について話している人の楽しそうな声

在宅になる前ではあたりまえにあった職場の風景も、いざ離れてみると自分とは遠い世界になっていた。営業の方の言葉の使い方は、人を不快にさせない工夫がたくさんあって勉強になる。

オンラインでの働き方も普及している中で、ひとつの目的のために人が集まリ場を作りながら働くこと。ひとつの船に乗って、船はゆらゆらと進む。

この前読んだ本のなかで、これからの働き方についてステキな表現がありました。日本でも進みつつある、ジョブ型雇用についてのお話です。

僕はすべての会社は小さくなり、映画づくりみたいになると考えているんです。プロデューサーがいい原作を見つけて、これをもとに映画をつくろうとお金を集めて、脚本家と監督を決めて、監督と相談しながらキャスティングしていく。プロジェクトごとのチームでいいと思います。

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コロナ禍の影響もあって、業務委託契約で働くフリーランスの人が増えてきた。自由に働けるというメリットもあるけれど、仕事をたくさん抱え納期に追われ疲れてしまうこともある。

私は今回、電子書籍制作というプロジェクトのもとに集まったうちのひとり。私はこれから、なにを作ることができるのか。なんて壮大なことはさておき。職場の風景を楽しみながらコツコツ働きます。


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