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caramel FIVE! log part2
霧島を舞台に開幕したLocal Action Programについて、その中のチームのひとつ「caramel FIVE!」の足跡をたどっていくシリーズです。
Local Action Programについてはこちらから↓↓↓
caramel FIVE! というチームのメンバーが、何に取り組み何を考え、このLocal Action Programに取り組んでいるのか。その足跡を、一緒に辿ってみましょう。
1. チームの現状
今回は、翌日にLAP内での中間報告会があるということで、自分たちがこれまでしてきたことを改めてふりかえるところから始めた。「なんでシェアハウスにしようってなったんだっけ?」という疑問から、ひとつひとつメンバーの違和感や納得できないことをすり合わせていったとき、「シェアハウスを提案するのはいいんだけど、そのActionとしてシェアハウス体験をするって、それって自分たちが楽しかった〜で終わることにならないかな?霧島でやる意味も、あるのかな?」という問いが出てきた。たしかにそうかもしれない。そんな空気が流れた。シェアハウスを作ることは価値があるかもしれないけど、シェアハウス体験をすることで、まちにどんな影響が与えられるのか?シェアハウスである必要はあるのか?
議論が煮詰まったとき、くうがさんから「それなら、霧島の面白い人たちを巡るツアーとかやったら面白そうじゃない?」という提案をもらった。パートナー企業のみなさんから面白い場所や人を紹介してもらって、そこを巡っていくツアー。たしかに、それなら自分たちが霧島を楽しむことになるし、ゆくゆくは自分たちが外から来た人たちをアテンドできるようになれば、それはまちにも影響を与えられる。なんか良さそう。そんな雰囲気にもなったが、「とりあえず、ここで決めるんじゃなくて改めて議論して今後の方向性は決めよう」ということで、今回のミーティングは幕を閉じた。
2. チームメンバーのリアルな本音
あっちゃん【昆布おにぎり】
前回までで個人的には結構進捗あったんじゃないかなと思ってた。でも、くうがさんにグループの進捗を報告したときになんかボヤッとしてるな、、ってスタートした今日のミーティング。
前回までのミーティングで、やはりこのプログラムはActionがあってなんぼのものだと。caramel FIVE!としては、グループのみんなでシェアハウスをする。そんな認識でいた。それで、いざ、やろうとしている中で、ふと我に帰った。もちろんシェアハウスすることは絶対楽しいし、思い出になることは間違いない。ただ、その先ってなにがあるんだっけ。となったときに、「う〜ん、思い出と実際にやってみて楽しかったという仮説検証結果が残るな、、と」でも、これが、最終的に霧島市のためであるとかLocal Action Program全体の趣旨と比較したときに、果たしてこれでいいのかとかなり引っ掛かるところがあった。手段が目的化してるというか、、、。そんなときに、くうがさんから提案があって、霧島を味わい尽くしているパートナー企業の方に霧島を味わい尽くすプランを考えてきてもらい、最終的に自分たちの形に落とし込むというものだった。全くない発想で、すごくいい意見だなと思った反面、グループとして考えてきた方向性を再度じっくりと検討せずに、この提案を採択することに不安を感じたので、少し考えたいなと思った。考えてばかりで話が前に進まないのは反省点でもある。時間を意識して、決められた時間の中でアウトプットを出す、会社員だろうがフリーランスだろうが関係なく今のうちから身につけておくべき能力。またひとつ学んだ。残り1ヶ月も思わぬところの学びを期待しつつ、できる限りのアウトプットをしていきたい。
優しい味がした
みさき【バランスを取るための、揺れ動き】
正直、ミーティングが終わった瞬間の感情は、「うわあ…しんど…」だった。わたしの中で、いろんなものが重なって、心の負担がピークに達したような感覚。集合写真でも、初めて笑えなかった。卒論中間発表会が数日後にあるというタイミングでのミーティング、そしてnote投稿とLAPの中間報告会の準備、、やると言ったものの、「ちょっとしんどいかもしれないぞこれは…」という感覚があった。
ミーティング内容自体は、ひとつひとつ整理していって、メンバーの解消しきれない違和感を大事に、丁寧に聴けた感じがしてとてもよかった。今後の方向性をどうしていくかはこれからしっかり考えていくところだけど、「たしかにシェアハウスにこだわることないな」って思えて、ちょっと心が軽くなったような気がする。そう、内容自体はよかったから、このしんどさやモヤモヤは別のところにあるんだよね。たぶんそれは、時間に対するとらえかたやそれを指摘されたことの自分の心の揺れ動き、議論を戦わせる時間と、時間がない中でのことだというバランス、などなど。いつものごとく、バーッて書き出したら整理されたから落ち着いたけど、あのモヤモヤはわたしの心が叫んでる証拠だから、大事にしてあげたいな。ヨガも結局行けなかったけど、その時の自分が大事にしたいことを選択できているからいいんだ。瞬間瞬間、そのとき大事にしたいことを大事にしていきたいね。
結局使わなかったヨガ道具たち
まなか【新しい方向性出現】
くうがさんの案
パートナー企業の人たち、ラップの人達で霧島を満喫するコースをつくり、自分たちが体験する
を聞いて、もっと簡単なことから考えて良いんだと思って、もやもやしていたものが軽くなりました。シェアハウスについてずっと考えてきました。シェアハウスはチームのみんなでできるし、楽しいし、理想の暮らしを実現できる〜って考えていましたが、オバマビレッジでアクションするということにこだわりすぎていたかも、と思いました。
実家から届いた安納芋
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