ito～鈴木涼良～

6月14日。今夜は金曜日。

ゆるっと始まるはたおりの夜。

今夜も楽しいゲストとわいわいおしゃべり。

とっても楽しい夜だったから、
特別にあなたにも教えてあげるね。

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GUEST

鹿児島の学生の間ではお馴染み、鈴木涼良さん。

プロローグ

岩手県生まれ。
鹿児島大学水産学部４年。

海外での旅行やインターンシップの経験を経て、
大学2年次からNPO法人GROADの代表理事を務める。

現在はハンドヒーリングについて勉強されている。

参加者からの質問を交えながら色々お話ししてくれました。

＿興味あることに全力ということ。

大学進学を機に、東北の岩手県から九州の鹿児島へと引っ越してきたすずらさん。初めての一人暮らし、大学生活、『興味があることは全部やろう！』と意気込み、５つのサークルに入り、ボランティア活動にも積極的に参加してきたんだとか。
そう思うようになったきっかけには中学1年生の3月に経験した東日本大震災があったという。震災発生時、内陸に住んでいたため、3日間の停電と断水の被害に遭い、情報が入ってこなかったため大きな津波が来ていることも知らなかったと話してくれた。日常はあたりまえではない。生きている「今」を精一杯生きよう。そう決め、後悔のない日々を過ごすようになったんだそう。
大学のウミガメ研究会というサークルに入り、ウミガメの魅力にハマってしまったすずらさん。実際にウミガメを見てみたくて屋久島まで足を運び、過酷な環境でも必死に生きているウミガメの姿に心奪われ、海外旅行に行っても必ずその国のウミガメ博物館に訪れたり、ウミガメの壁画を見るために遺跡に行ったりもするだとか！（すごい熱量を感じました…愛ですね♡）

＿海外のこと。

すずらさんは海外旅行がお好き。これまでに訪れた国は12か国ぐらいだと教えてくれました。初めての海外は香港へ一人旅。中でもインドネシアは第二の故郷だとか！環境も人柄もすずらさんにとってはすごく心地良かったんですって。（ウミガメの壁画を探した遺跡はインドネシアだったそうですよ。）訪れた先では野生の動物も見ることもあるそうで、そんなときは自分も「生きてる！！」と思うと笑っていました。
日本にいる時も海外との交流は多いそうで、以前はタイ料理屋さんで、現在はバングラデシュ料理屋さんでアルバイトをしているすずらさん。外国人と一緒に働くことが好きで、時々店内に飛び交う外国の言葉には戸惑うけれど、母国から出てきて家族のために働いている従業員の方たちはとっても尊敬すると話してくれました。また、外国人観光客を自宅に泊めて一緒に観光するボランティアをしていたこともあり、毎年遊びに来てくれるお友達が出来たんだそう。

＿NPO法人GROADのこと。

すずらさんは学生団体などに所属する前から、自分でイベントを主催していたんだそう。日置市へウミガメを見に行くツアーを企画したり、自分の周りにいるちょっと変わった大学生を集めたトークイベントを開いたりとアクティブに活動。そして当時のNPO法人GROADの先輩方から声をかけられ、海外インターンシップに参加し、タイで鹿児島県産のお茶を販売に関わっていました。現地に住む鹿児島県出身の方々の集まり「鹿児島県人会」にも参加。海外では行く先々で色んな人と出会い、繋がりを拡げていくことができたのが嬉しかったと話してくれました。
このインターンシップの最後には「働くとは何か。」という問いに自分なりの答えを出す課題があったそうで、すずらさんが考えたことについて教えてくれました。『自分は人と出会うことが好き。そこで出会った大切な人達と働きたい。出会いは奇跡であって、多くの出会いから得た刺激や気づきを大事にするべき。人は人の中でしか育たないんだ。』
この自身の経験から、NPO法人GROADの二代目代表理事に就任。同じような経験をもっとほかの学生にも届けたいという想いから海外インターン事業のほかに、「現代版薩摩スチューデント」として留学生を１９名送り出すなど、新しいことにも挑戦していきました。

＿ハンドヒーリングのこと。

しかし、アクティブなすずらさんにも悩める時期はあったそうで。自分が本当に実現したいことは何なのか、それは本当に意味のあることなのかと思い詰めてしまうようになったんだとか。そんな時期に知ったのが「ハンドヒーリング」。病気やけがを治すだけでなく、自分自身の思考の整理や心を落ち着かせる効果もあり、人生を変えるきっかけにもなるそうです。悲しくて落ち込んでしまうのは自分だけじゃない。そう思って人生を変えたい人のためにお手伝いできることとしてハンドヒーリングの勉強を始めたそうです。（実際に試してもらう参加者の方もいました！）

あとがき

『楽しいと思えることをとことん。』

すずらさんの驚いてしまうくらいの行動の原動力には、後悔しないためのこんな想いがあったのですね。

海外経験のない私にはそのお話もとても新鮮でした！場に魅了されているというよりかは、そこで出会う人たちに惹かれる。そんな経験を私もしてみたい、、海外行ってみようかな（笑）

書いたひと：てらだおうみ

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はたおり