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#わたしはわたし@KANOYACITY 開催レポート

みなさんこんにちは!
#わたしはわたし  運営事務局です!

9月23日に国立大隅青少年自然の家にて、ジェンダー平等の未来を描く、かごしま若者会議『#わたしはわたし WORKSHOP#1@KANOYACITY』を開催しました。
今回はその様子をお届けします*

#わたしはわたしとは?
「ジェンダー平等」という視点で、身近な違和感や課題を共有し、「暮らしたい・働きたいかごしま」の姿を描き、一人一人の小さなアクションを起こす仲間を募集するワークショップ。
全2回のワークショップはパネルディスカッションとグループワークの2部構成。パネルディスカッションでは分野も業界も異なる方々が登壇し、それぞれの立場からジェンダー平等に関する意見交換を行います。グループワークでは参加者の皆さんが意見を出し、その意見を踏まえて、ジェンダーギャップ解消のためのアクションを探ります。
12月には参加者のみなさんが実際に取り組んだ、これから取り組むアクションの報告会を行います。


#わたしはわたし  ワークショップスタート!

初の大隅半島開催!
オンラインと対面を組み合わせたハイブリット開催だったこともあり県内各地から参加者が集まりました。フェリーに乗って会場まで足を運んでくれた方も。

続々と参加者のみなさんが集まり、緊張感とワクワクが入り混じった雰囲気の中、#わたしはわたし@KANOYACITYがスタート!

チェックインを終えると、次第に笑顔も増え、打ち解け合っている様子👀

場が少し和んだ後は、コーディネーターの高橋くうがから#わたしはわたしの企画に至った経緯や昨年のワークショップの様子などを紹介。
昨年度製作したジェンダー平等のシンボルマークや動画も見て、今回のワークショップに胸が高まります!

話題提供者のお話から、アクションの種を探す

その後は、アドバイザーの門田晶子さんと話題提供者である飯塚隆さん、門間ゆきのさんによるパネルディスカッション&クロストーク!

門田晶子
合同会社Go!Kagoshima 代表
株式会社マルマエ 取締役
NPO法人SELF 理事

最初に門田晶子さんからお話いただきました。

「2022年版ジェンダー・ギャップ指数(男女平等格差指数)によると日本は146ヶ国中なんと116位。教育部門は1位なのになぜ116位?何かがうまくいっていないのでは?」

海外と日本のジェンダー平等の実態や価値観の違いを、海外での暮らしが長かった門田さんの実体験をもとにお話いただきました。

「レッテルを貼るのをやめて相手をもっと知ってみよう」

私は私でいいよねという素敵な言葉と共に話題提供者である飯塚隆さんにバトンタッチ。

飯塚隆
1960年生まれ。東京都出身。
2019年6月に株式会社南九州ファミリーマートの代表取締役社長に就任。

(株)南九州ファミリーマート代表取締役 飯塚隆さんは、会社内で取り組まれているジェンダー平等について話してくださいました。

「女性が働きやすい会社は、みんなが働きやすい」

飯塚さんは社長就任時から社内のダイバーシティや働き方改革に取り組んでいらっしゃいます。当初は、昇給昇格の基準が不明確であったり、有給休暇が取りづらかったり、制度はあっても運用されていなかったりしたそう。
そこから社員との対話を重ね、ジェンダー平等の意識を高める研修を行ったり、時間単位での有給休暇を承認するなど、女性が活躍できる、働きやすい環境を整えてきました。

「鹿児島の経営者も勇気をもって、考えをリセットしてほしい。」

飯塚さんは、自分の会社から”ジェンダー平等の取り組み”を発信していきたいとのこと!

次に、門間ゆきのさんのお話。
”アクションを起こしたい方にとっての後押しになれば”という思いのもと、門間さんのこれまでのアクションについて教えてもらいました。

門間ゆきの
1993年生まれ。愛知県名古屋市出身。名山新聞編集長
九州地域間連携推進機構株式会社。
2021年3月からフリーランスとして活動。

以前、勤めていた新聞社で、部署を越えて「社内で初めての取り組み」を行ったことや「地域新聞の発行」などアクションについて、話していただきました。

これらのアクションに共通することは、
「小さくてもたった一つでも確かに信じられるものがあること」
だそう。

・自分の思いと向き合って、誰かに話してみること
一人でも応援してくれる人がいることは、自信になる
など印象に残る心強い言葉をたくさん届けてくださいました。

わたしが起こしたいアクションについて考える

パネルディスカッションのあとは、参加者の皆さんにも私が起こしたいアクションについて考えていただくため、グループに分かれて、意見交換を行いました。

グループワークで出た意見の一部をご紹介します🍀

「身近に感じる違和感や課題」
・仕事内容によって、男性の多い部署、女性の多い部署と分けられている
・女性だから家事、育児をするのが当たり前で女性の負担が大きい
・「女の子だから」「男の子だから」で制限されるものがたくさんある

「その違和感や課題を乗り越えた先にある未来」
・性別に関わりなく働きやすい社会
・男性も育休を取るのが当たり前
・性別に関係なく認められる社会

「その未来につながるわたしが起こしたいアクション」
・男女が感じる違和感を言葉にして周りに伝え、共有する
・家事、育児を男女一緒にやってみる
・ジェンダー平等について、みんなで話し合う場を設ける

意見交換後は、違和感や課題を解消するためのアクションを企画シートに記入してもらい、グループで共有しました*

グループワークでは身近に感じる課題や違和感について、共感はもちろん、男女間で異なる意見が出ることもあり、参加者にとって新たな発見の場となったのではないでしょうか。

大切にしたいキーワード・これから挑戦したいことを書き出す

発見がたくさんの話題提供者のみなさんのお話や日々のモヤモヤを共有する時間はあっという間に過ぎ、クローシングの時間に。
クローシングでは、ワークショップの中で、「印象に残っている大切にしたいキーワード」や「これから挑戦したいこと」をさまざまな色、形をした紙に書いていきました。

この紙は、ガーランドとして次回のワークショップと報告会で飾ります。参加者のみなさんがどういうことを感じたのか、気になる方ぜひ見てみてください*

最後に

今年度1回目の#わたしはわたしということで、スタッフも少し緊張気でしたが、時間が進むにつれ参加者の皆さんが活発に議論している様子を見て、一緒に楽しみながら参加することができました!

今回の「#わたしはわたし」では、参加者のみなさんがワークショップを通して感じた課題や違和感を解決していくためにアクションを起こしていきます。描く未来に向けて、どんなアクションが生まれてくるのか、とてもワクワクしています*
12月には参加者のみなさんが実際に取り組んだ、これから取り組むアクションの報告会を行いますので、ぜひ足を運んでいただけると嬉しいです*

引き続き、#わたしはわたし をどうぞよろしくおねがいします◎

読んでくださってありがとうございます。サポート頂いたご支援は、はたおりの活動経費とさせていただきます。