【開催レポート】 Local Action Program-DAY5-「ここからが始まり!」
こんにちは!
Local Action Program運営事務局です。
今回はLocal Action Program最終日、DAY5の様子をお届けします◎
企画を提案するところで終わるのではなく、実践するところまでをゴールとしている今回のLocal Action Program。
参加者の学生は、5チームに分かれてDAY1から今日まで活動を続けてきました。
DAY5ではチームで立案した企画をプレゼンし、実践に向けて動いていくために、フィードバックをもらいます。
①『ラーメン13割り増し』によるプレゼン
トップバッターは、『ラーメン13割り増しチーム』
テンション13割り増しでプレゼンしてくれました!
ラーメン13割り増しチームが向き合った課題は、
「地元の若者に霧島の魅力を知ってもらうにはどうしたらいいか」
その課題の背景には、人口減少、世代を超えた交流が少ない、霧島で働くイメージを若者が持てていない、などなど、アンケートから浮き彫りになった背景、課題を解決するため2つの企画を立てました!
“霧島に想いがある大人たちにインタビューを行い、発信することで、霧島で働くイメージの幅を広げたり、霧島の未来にワクワクしたりしてほしい!”という思いを込めた霧島の大人たちへのインタビュー記事投稿、「Co×Next」
そして、ゲストトーク×ワークショップでワクワクする生き方、働き方について考えるきっかけとなることを目指すイベント、「食と職」の開催
(「Co×Next」は、hataoriのnoteにて続々公開中です👀)
そして、このチームのプレゼンの中で印象的だったのが、イベント開催における会場費の交渉。笑
会場でも思わず笑い声がもれていました。笑
気軽に読めるインタビュー記事の投稿と、リアルで人と会うことで考えを深めるイベントの開催という2軸で進めることで、より多くの人にアプローチできる企画を発表してくれました◎
ラーメン13割り増しのみなさん、ありがとうございました!
②『Caramel Five!』によるプレゼン
2番目は『Caramel Five!』
このチームは、企画に至るまでの思考の過程に沿ってプレゼンをしてくれました。
「ローカルに日々を楽しむライフスタイルを確立させたい!」
というテーマを活動の軸とし、パートナー企業であるObamaVillageの有村さんのもとでフィールドワークを行ったCaramel Five!。
そこで感じた有村さんの想いから、まずは自分たちが楽しいことを考えることから始めたそうです。
自分達が楽しいこととして、シェアハウスをしてみよう!と考えたけど、ちょっと違うな…となったり、、、
そんな紆余曲折してたどり着いた企画が、
「霧島de“知る人ぞ知る”ディープスポット巡り」と
「きりしまの魅力的な人を取材&noteで発信」
そして最後に、
“もっとローカルに日々を楽しむための若者による霧島の魅力を再発見する”
というモットーを掲げ、プレゼンを締め括ってくれました。
Caramel Five!のみなさん、ありがとうございました!
③『ひよりだより』によるプレゼン
さて、続いては『ひよりだより』のみなさん!
ひより保育園と連携していることにちなんで、保育園で発行する「お便り」、そして地域に「頼り」にしてもらえるようなチームに、という意味を込めてチーム名をつけたそうです◎
そんなひよりだよりは、「あなたとわたしの居場所づくり」をテーマにプレゼンをしてくれました。
「地域をあげた交流の機会が少ない」ことによる孤立を地域課題として挙げたひよりだより。
保護者同士の距離を縮めることが課題解決に繋がるのではないかと考え、提案してくれた企画は、料理教室!
元々食育に力を入れているひより保育園ならではのイベントですね◎
料理教室から生まれたコミュニケーションがまち全体の交流に繋がり、あいさつが行き交うまちになることで帰りたいと思えるまちに、という展望でプレゼンを締めくくってくれました。
ひよりだよりのみなさん、ありがとうございました!
④『横川家の奥座敷』によるプレゼン
4番手でプレゼンをしてくれたのは『横川家の奥座敷』!
横川町全体を楽しめることを目指したコンテンツとしてプレゼンをしてくれました。
Local Action Programを通して
「ローカルでは、人と人との繋がりがとても重要である」
「ローカルだからできることがあり、それが新たな魅力や価値を生む」
という2つを学んだというところから始まった横川家の奥座敷のプレゼン。
人との交流を大切にした上で、新たな魅力を生むとして提案してくれたのが、無人販売所でした。
この無人販売所のポイントは、にぎわうというところ。
無人販売所に休憩所のような人が集える場所を併設することで、にぎわいを生み出していきます。
販売所でコミュニケーションが生まれることによって、まちのコミュニティの活性化にもつながっていきそうですね!
将来的には、販売所を起点とした朝市やバザーなどを開催することでさらにつながりを広げていきたいとのことでした。
また、このチームではプレゼンの中でロジックツリーが登場!
Local Action Programを通して学んだことが活かされていました◎
横川家の奥座敷のみなさん、ありがとうございました!
⑤『レボリューションナイツ』によるプレゼン
最後にプレゼンをしてくれたのは『レボリューションナイツ』!
“みなさん、お団子は好きですか〜?”
という問いかけで、つかみバッチリなプレゼンでした◎
霧島の抱えるさまざまな課題から、このチームが注目したのは「若者の地域ばなれ」
レボリューションナイツはその原因をワクワクする場がないことだと捉え、
“若者が霧島を楽しむために必要な仕掛けってなんだろう”
をキーワードに企画を進めていきました。
ワクワクする場所がない、、、それなら自分達で作っちゃえ!
そんな考えのもと生まれた企画が、「霧島×燻製お団子」
霧島にある1市6町をお団子の味で表現するというこの企画。
茶葉でお団子を燻製することでお茶の栽培が盛んな霧島らしさ全開です👀
どの組み合わせもおいしそう、、、
このお団子企画、2022年5月に開催予定のKIRISHIMA GARDEN PLACEにて販売するのが目標とのこと。
そして、プレゼンの最後に、この企画を通してワクワクしながら自分たちが成長した経験を各個人の今後に活かしていきたいと語ってくれました。
レボリューションナイツのみなさん、ありがとうございました!
3ヶ月間を振り返り、チームの解散へ。
振り返りは、「ORID(オーリッド)」と呼ばれるフレームワークを使ってペアインタビューを行いました。
「Local Action Programに参加しようと思ったきっかけ」「3ヶ月間で印象深かったこと」「3ヶ月間での学びを次にどう繋げる?」などのインタビューをじっくりと行い、内省の時間でした。
その後は、DAY2でもセッションを持っていただいた株式会社KISYABAREEの須部さんのクロージングセッション。
「これからの時代を生きていく君たちへ」というタイトルで、短い時間でしたが、熱いメッセージをいただきました。中でも、「中途半端が一番良くない。やるなら全力で、本気でやり切ろう」というコメントは、学生の皆さんに刺さっていました。
また、Local Action Programの一つの特徴として、解散宣言書があります。これは、チームが解散する日を自分たちで決めるというもの。DAY5で終えるものチームもあれば、再始動するチームも自然と出てきます。自分自身の区切りとして解散日を設けることで、なあなあのまま終わることをせず、次に切り替えるために、解散宣言書を用意し、自分たちで解散日を決めました。
最後は、輪になってチェックアウト
参加者、メンター、パートナー企業の皆さんも一つの輪っかになり、最後は1人一言ずつ話すチェックアウトで締めました。
実は、公式プログラムとして、全員が対面で集まることができたのは今日が初めて。最後の最後に、みんなの顔を見ながら話す時間は少し恥ずかしそうでしたが、全員が自分の想いや感情をしっかりと言葉にして伝えることができました。
●まとめ
参加者の皆さん、3ヶ月間、本当にお疲れ様でした!!
チームによって全く印象の違うプレゼンでとても楽しいDAY 5でした。
しかし、このLocal Action Programはプレゼンをして終わり、ではありません。
今回のプレゼンはあくまでこれからの活動のスタートラインです。
また、皆さんと霧島のまちでお会いできることを楽しみにしています。
Local Action Programに参加してくれた学生のみなさん、ありがとうございました!
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