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『首都高速』は『高速道路』ではないらしい
世の中は「大型連休」ですね。
車で遠出する予定で、高速道路の混雑が気になる人もいらっしゃると思います。
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車を運転していると重宝するのが、ラジオなどで流れる「道路交通情報」です。
その情報では、まず「高速道路の情報です」と言って(関東圏であれば)東名高速や中央道などの混雑状況を伝えた後、「首都高速の状況です」そのあとに「一般道の状況です」とそれぞれ伝えているのにお気づきの方も多いのではないでしょうか。
ということは、「高速道路」と「首都高速」を別々のグループとして扱っているわけです。
調べてみると、東名高速道路や中央自動車道などのいわゆる「高速道路」は「高速自動車国道」、首都高速などいわゆる「都市高速」は「自動車専用道路」という扱いで、法律上の扱いが異なります。
「高速自動車道」と「自動車専用道路」では、路肩の車線(の幅)や、最高速度などが違っています。
さらにややこしいのは、ラジオの交通情報で「高速道路」として扱われている東京外環道、圏央道(首都圏中央連絡自動車道)も、「高速道路」に該当するのは一部の区間だけで、そのほかは「自動車専用道路」に分類されることです。
まあ、法律上の分類はともかくとして、私たちの普通の会話では、これらの道路を「高速」(高速道路)と呼んでも、何も問題はないわけですが…。