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ベーブ・ルースは歴史上の人物か?

ベーブ・ルースに敬称は必要か?」のお話の続きです。

文章を書くとき、一般的に「歴史上の人物には敬称を付けない」ということになっています。

したがって「徳川家康さん」とか「ジョージ・ワシントンさん」とは言いません。(特別に親しみを込めて呼びたい場合などは別ですが…。)

では、ベーブ・ルースはどうでしょうか?

img_バットとグラブ

ルースは1895生まれで亡くなったのは1948年。大リーグでは1914年から35年までプレーしています。

日本のプロ野球で活躍した選手だと、スタルヒン(1916年生まれ、57年死去)や沢村 栄治(1917年生まれ、44年死去)よりも20歳以上年上だったことになります。

大谷翔平選手と比べられるベーブ・ルースの”投打の二刀流”の記録は、主に1910年代後半のこと。

こうして見ると、ベーブ・ルースは「歴史上の人物」と言って差し支えないのではないでしょうか?

ちなみに野球以外だと、作家、川端康成はルースの4年後である1899年生まれ。1972年に死去しているので、来年逝去から50年になりますが、「歴史上の人物」扱いですよね。


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