数字の『0』の読み方は？

先日「『2020』をなんと読むか？」という記事をポストしました。東京オリンピック・パラリンピックの際は「2020」を「にーぜろにーぜろ」と読んでいた、というお話でした。

では、皆さんは普段、数字の「0」をどう読みますか？

「ゼロ」と読む人が多いのではないでしょうか？

ヘッダーの写真「新幹線0系」は「ゼロけい」ですし、お笑いトリオ「東京03」は「とうきょうゼロさん」です。

でも放送局では「0」は「れい」と読むよう指導しています。テレビやラジオでアナウンサーは必ず「れい」と言っているはず。電話番号だと「東京03」は「とうきょう　れいさん（れーさん）」です。

アナウンス室で若いアナウンサーが友達に電話して電話番号について「ゼロさんの・・・」と言っていると、先輩から「れいさん」と言うように直されるそうです。

そして「0」は「れい」「ゼロ」のほかに「まる」と読むこともあります。

集合住宅やホテルなどの部屋番号の場合、「101」は「いちまるいち」と言うことが多いのではないでしょうか？

このように「数字の読み方」は思った以上に複雑で奥が深い（？）ものです。