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『冬道』『冬タイヤ』とは
以前、仕事で冬の北海道に行った際、テレビCMだったと思うんですが、「冬道」や「冬タイヤ」というちょっと耳慣れない言葉を聞きました。
「冬道」はネット検索するとたくさんのサイトがヒットしますが、広辞苑には載っていませんし、ネット上で見つかる辞書にもほとんど出てこないようです。
単なる「冬の道」だと「冬という季節の道」(路面の状況に無関係)ということになります。
「冬道」を敷衍(ふえん)してみると、「雪が降ったり凍結して滑りやすい道」ということになるでしょう。
降雪・積雪や凍結・アイスバーンなどの状況をまとめて「冬道」と言っているわけです。
確かに便利な言葉ですね。
そして「冬タイヤ」はさらに耳なじみがないかもしれません。
首都圏で道路交通情報を聞いていると、「冬用のタイヤや滑り止めが必要です」などと言っているのを耳にします。
では「冬用のタイヤ」を短くして「冬タイヤ」と言っているのかと思いますが、どうも「タイヤにチェーン(滑り止め)を巻いた状態」も「冬タイヤ」に含まれるのではないでしょうか。
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雪国の人にとっては、「降雪や凍結で滑りやすい道」→「冬道」や、「スタッドレスタイヤまたはチェーン装着(したタイヤ)」→「冬タイヤ」という『短縮形』はとても使い勝手のいい言葉なのだと思います。