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漢字で書けない・書かない言葉その6『あいさつ』
皆さんは「あいさつ」を漢字(挨拶)で書きますか、それともひらがなで書きますか?
「挨」も「拶」も以前は常用漢字(以前は当用漢字)に入っていなかったので、新聞やテレビは長年、「あいさつ」とひらがなで表記してきました。
2010年に常用漢字が改訂され、字数が増えた際、「挨」「拶」ともに加わりましたが、現在もひらがな書きを原則としているメディアが多いようです。
常用漢字で書ける言葉ですから、漢字で表記することになんの問題もないんですが…。
常用漢字改訂に関しては、かつて日本新聞協会新聞用語懇談会で議論が行われたのですが、私も一時期そのメンバーでした。
そこでは「これからの時代、『手では書けないが、電子機器で入力すれば出てくる』という文字も使っていいのではないか」という議論がありました。
この「挨拶」という2文字は、まさにそうした「端末で打てば出てくる」文字の代表格であり、手書きでは書けない人が多いのではないかと思います。
毎日新聞の言葉に関するサイトでは、下記のような記事が見つかります。
ご興味ある方は読んでみてください。