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ベーブ・ルースに敬称は必要か?
大リーグ、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平選手が、かつて同じ”二刀流”(投手と打者)で活躍したベーブ・ルース以来の2けた勝利・2けた本塁打に並ぶかどうか注目されました。(結局、投手としての勝ち星は9勝止まりでした。)
大谷選手に関する最近の報道で、「ベーブ・ルース氏」としている記事を見かけました。
あるテレビ局のウェブサイトを見ると「大谷選手は現在、先発として9勝していて、あと1勝すればベーブ・ルース氏以来、103年ぶりに2けた勝利、2けた本塁打の偉業を達成するため〜」という原稿がアップされています。
果たしてこの場合「氏」はあった方がいいのでしょうか?
新聞や放送(テレビ・ラジオ)では通常、スポーツ選手が現役選手の間は、本業つまり試合でのプレーに関するニュースでは敬称は付けません。
一方、本業ではないニュース、例えば善行(人助けなど)や私生活について伝える場合は敬称をつけるのが普通です。また、引退したら一般人なので、敬称なし(呼び捨て)にする『本業』はなくなります。
ベーブ・ルースの場合は、「大昔に引退(死去)しているので敬称(氏)あり」なのか、「本業つまり野球のプレーに関することなので敬称なし」なのか、判断が分かれているようです。
個人的には敬称なしでいいと思うんですが…。