もうひとつの花電車
もうすぐお盆がやってきますね。
新曲のリリースをするつもりではじめたnoteですが、その前にどうしてもこのタイミングで出したいものがあり
そのことについて、今回はじめて有料記事というものを書いてみようと思います。
今年の2月に父が亡くなりました。
今でも信じられなくて、遺影写真を見るたびに不思議な気分になります。
私が住む地域は7/13からがお盆なので、一か月前に初盆をすませましたが、お盆中はバタバタしていて迎え火を焚いても父のことをゆっくり思う余裕がありませんでした。
一か月遅れですが、この機会に父のことをゆっくり思い出してみたくなりました。
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父が亡くなった時に、私はいてもたってもいられず自分の気持ちをなぐさめるために曲を書きました。
「花電車」という曲です。
亡くなる少し前に父が
「暖かくなったら家族で出かけよう、大井川鉄道に乗りたい。」と言っていたんです。
いつも車を運転して出かける父だから、電車の旅に憧れがあるのかもな、
いつかそんな旅行ができるといいな、と思っていたのですが、
春が来る前に父は急に逝ってしまいました。
父の願いを叶えてあげることが永遠にできなくなってしまうなんて…。
「お父さんを春の電車に乗せてあげたい」
そんな思いを込めて『花電車』をつくりました。
ライヴで歌う度にそんな風に話してきたけれど、私がこの曲に込めた本当の想いは、ちょっとだけ別のところにあります。
花電車のCDを作ったばかりの頃は書けなかったけれど、このnoteでなら本当に読みたいと思って下さる方に向けてなら書ける気がします。
今回、エッセイと合わせて聴いてほしくて、音源もつくりました。もしよかったらぜひセットもご覧ください。
▼花電車セット▼
エッセイ(¥200)と 音源(¥200)をセットでご購入いただくと¥¥300円になります。音源の試聴もできますので、ぜひ。
https://note.mu/hatanakamami/m/mbff7c8d0e364
ここから有料記事になります。
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