教師の方へ!子どもの嘘に隠された真実
子どもの嘘についてどう思いますか?
嘘は良いこと、嘘は悪いことなど様々な意見があると思いますが。
では、「あれ、嘘つかれているな」と感じたことありませんか?
それはなんでそのように思ったのでしょうか?
どこをみてそのように思ったのでしょうか?
心理学のデータでは緊張しているとまばたきの回数が毎分30回以上に、
ようは、2秒に1度はまばたきをしていることになります。
嘘をつくとスッと目をそらしたり、まばたきの回数が増えるのです。
逆にまばたきが少ないと自信に満ちている証拠です。
だからこそ信じてあげてください。
まばたきとは少し話が変わりますが、
濁った鈍い印象の伏し目がちな暗い目付きの人は、隠し事をしている。
逆に明るい目付きをしている人は前向きで意欲的。
というような特徴があります。
先生方はこのような目の特徴をその時の子どもの様子を伺ってあげてください。
では、なぜ子どもは嘘をつくのでしょ?
その嘘の理由を知れれば色々と対応が変わると思いませんか?
自分の勘違いで子どもを傷つけてしまった、
嘘で信用を失ってしまった。
なぜ嘘をつかれているか分からない。
また、保護者の方の話を聞いていると
「子どもに嘘をつかれてショック」という話も聞きます。
そんなときに嘘の良い嘘、悪い嘘の種類を教え
保護者からの信用もゲットしましょう。
嘘の種類を知ることで自分がとるべき行動が見え、
信用を失ったりせず、逆に信用を得ましょう。
新学者のホイトは「親に嘘をついたとき、子どもは絶対的だった親の束縛から自由になれる」と言っています。
つまり、嘘をつくようになったのは、自立した人格が形成されはじめたからです。
だからこそ良い嘘と悪い嘘があるのでその時々の嘘で叱るべきどうか判断してください。
注意が必要な嘘が4つ
良い嘘が2つあります。
注意が必要な嘘
1、おとなの注意を引くための嘘
自分の能力や持ち物を自慢したり、注目を浴びるためにつく嘘。
これに快感を覚えると癖になります。
たまに大人で持ち物や役職を自慢したりする人いません?
話聞いてて嫌な気持ちになりませんか?
そんな大人に育てたくなければ注意が必要です。
2、報復するための嘘
嘘をつかれたことに対する仕返しなどです。
仕返しは正しい行為ではないということを指摘する必要があります。
3、欲しいものを得るための嘘
利益を得ようとしてるく嘘。
大人でも多い嘘ですよね。
これはもちろん悪い嘘です。
4、人をかばう為の嘘
友だちなどを守るための嘘。
忠誠心の強さから生まれるもの。
基本的には嘘はよくないと伝えるべきだとは思いますが、注意の仕方が少し難しい嘘ですね。
良い嘘
1、遊び嘘
例えば、おままごとや○○ごっこのことです。
大人でいうと役者さんみたいなことですよね。
これは、子どもの社会性を育てて創造力、構想力が育まれます。
2、能力欠如の嘘
起きた出来事に対して性格に報告ができない為、嘘が含まれてしまいます。
単純に説明する能力がまだなくやむを得ないので叱る必要はないです。
子どもたちの嘘がどれか当てはめて
叱るべき嘘なのか見逃して良い嘘なのか判断していき
その後の対応に活かしてください。