予約殺到ワークショップ『おもしろい音みーつけた!』で感じてもらいたいこと
3/13(日)、北区滝野川のダンススタジオ、Studioハレマニにて開催のワークショップ、『おもしろい音みーつけた!』
身近なモノから様々な音を探し、みんなが出した音をプログラミングを通して自由に楽しもう!というこのワークショップ、イベント告知からお申込みが殺到し、定員に対して4倍程のお申込みがあり、心苦しくも抽選を実施することに。近隣小学校からも問い合わせをいただきました。また当日はローカルテレビの取材も入る予定です。
プログラムには、「おもしろい音をさがそう」「音とプログラミングのワクワク体験」・・・?詳細は記載されていないので、具体的なことはわからない告知。チラシの裏面を見れば、豪華講師陣・・・、チラシを受け取った子どもたちのご近所さんたちのことは確かなようです(主催のJimoKidsにかけて、地元の大人たちをJimo-otonaジモトナーズと呼んでいたりします)。運営メンバーで、どこまでチラシで内容を伝えておくか、どんなドキドキした気持ちで来場してもらいたいか、も話し合いながら、プログラムを構成しました。
さて、ここまで盛り上げておきながら、このワークショップの主役は参加する子どもたちであり、スペシャリストな講師たちはわき役でしかありません。抽選で当選した15名は、できる限り異なる小学校のお子さんたちを選択させていただきました(お友達と一緒に参加したい!というメッセージを複数もらいましたがごめんなさいm(__)m)。
それでは、このワークショップを企画した意図と、子どもたちにどんな思いを持ち帰ってもらいたいかを少し紹介したいと思います。
このワークショップで持ち帰ってもらいたいこと
素晴らしい講師陣!著書本も多数執筆されている注目のプログラミング講師に、華やかなアーティストたち。きっと我が子はそんな講師たちに魅せられて帰ってくるに違いない、と思われるかもしれませんが、それはワークショップの意図とはちょっぴり異なるかもしれません。
確かにステキな講師メンバーは、一緒に打合せをするだけで、自然にリズムを刻んだり、長い手足や体を動かして踊り始めるし、ディスカッションから生まれたアイディアをプログラミングツールに落とし込んだりと、いつもワクワクさせてくれますが(お気づきの通り、一番おいしい想いをしているのは、企画者だったりしますが!)
何よりもお伝えしたいのは、主役は子どもたち(=自分自身)、使うものは誰にでも手に入るもの。つまり、誰かに与えられて受け取って満足するのではなく、楽しいことは身近なものを使って自分で作り出せるということ、そして自分とは違ったスキルを持った仲間と一緒だときっと面白さは増す、ということですね。そういった自分で創造して行動する力が、この先の未来を生きていくために必要不可欠だと思うのです。それを何かの形で感じ、会場のスタジオハレマニを出た後に、気持ちの持ち方に小さな変化があったらよいな、と思います。
ワークショップの「小道具?」を紹介します!
そうはいっても、ワークショップの内容も聞いていないのに、わけがわからないよ!と思われますよね、、ということで、ちょっぴりネタ公開をしたいと思います。プロのアーティストだから、自前の素晴らしい楽器を持参してくださるかもしれない!とは思わないでくださいね。今回参加するお子さん達には「音がなるもの」を探して、持ってきてもらうことになっています。さて、何がでてくるのでしょうね、、運営リハーサルの時に登場したアイテムはこんな感じでした。が、探せばもっともっとこだわりたくなるようなものが周りにはたくさんあるでしょうね。
うちの子はプログラミングはできませんが、というメッセージもいただきますが、プログラミングツールは無料で身近にありますよね。学校で配布されているタブレットではscratchが使えるはずです。学校現場でもよく活用されているscratch、猫が出てくるプログラミングツールで、ご存知の親御さんも多いかと思います。知ってる!と声をかけてくれるお子さんも多いですよ。今回のワークショップでは、こちらのscratchを利用します。scratchってなに?もっと知りたい方は講師のqramoこと倉本大資さん執筆の本もオススメですよ。
そして、忘れてはいけない大事なアイテム!15色の色紙。お子さん一人一人に、1色の色紙をお渡しします。異なる15色が、ワークショップでは一つの「音」として活躍します。15名がそれぞれの音を選び、すべてが合わさって一つの音楽ができあがり、それと連動して、自分の体を使った動き(ダンス)となる、そんな経験を楽しんでもらいますよ。
すっかり長くなってしまいました。次回は、こんなワークショップに共感してくれた仲間たち(ジモトナーズ)の紹介と、企画裏話等をお伝えできたらと思います。
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