開催報告)ティンカリングDay8_2022/11/4
ティンカリングとは、さまざまなものをいじって遊ぶようにそのものを知る学び方!試行錯誤の連続なので「失敗」するのが当たり前。横から見ている大人としては、ついつい口を出したくなるところですが、子ども達が「自分で」どうやりたいかを選ぶことに、意味があると思っています。「試行錯誤こそ学び」と信じて、今日もじっと見守るDay8です。
ティンカリングDayは、活動にご賛同くださっている企業様、そして、子供たちのために何か活動をしたい!と心を寄せてくださる個人の方々のご協力で今日も運営しています。
今回うれしかったのは、お手製のファイル(JimoKidsって書いてある!)を持参した子がいたこと(笑)これ、特待生扱いの「90Daysラボメンバー(第0期)」にはロゴ入りファイルを配布しているので、それを意識してくれたみたいです。
レシピは見ない?子ども主体のマフィン作り
前回のDay7は月1くらいの頻度でサポートしてくれるみぃさんと一緒にマフィンを作りました。今回もマフィンを作りたがるだろうな~との予想は的中し、マフィンを作る宣言をする子が多数!
であれば、どうぞ自由に作ってもらおうか。材料は十分ありますから。
前回レシピを書き写していた子ども達ですが、今回が初クッキングの子たちは「レシピは見ないで自己流でやりたい」と。なかなか厳しいんじゃないかと思いますが(!)、本人たちの希望を尊重(まぁ、なんでもやってみるといいよ!)。レシピ見る派と、見ない派で分断です。
途中、分量を測ったはずの小麦粉が1/10しかボールに入っていないことが判明。新しく買ったばかりのスケールの「.(小数点)」に気が付かず数値を読み間違えたよう。ということは、何グラム追加で必要なのでしょう・・・?必死に計算する子も現れました。
さて、レシピは見ない宣言をしたチームは・・・というと、完全に苦戦。うまくいかなかった、と凹んでいます。夏休みからティンカリングDayに関わってきたメンバーにとって、「スライム作り」などの理科実験では作り方(レシピ)を遵守しなくてもうまくいったのですよね。でもお菓子作りはなかなかうまくいかないようです。
余熱の準備をしないと間に合わないよー。と言いながら、大急ぎで焼きあげたマフィンは、膨らみ度合や焼き加減も色々。
かなりしっかりと混ぜ合わせていたチームもいたので、その辺の観察もおもしろい。最後の報告会では「失敗宣言」をしていたチームからこんな報告が。
次はどんな工夫をしたいの??という質問に、当面(マフィンつくりは)やりたくない・・・と、いつもらしくない弱気な発言。でもいつかそのうち、またやりたくなるんじゃないかと思います!
「ただそこにいる大人」の存在
クッキングを楽しむ子たちと、いつものようにタブレットで遊ぶ子たちの横で、自分の作業をするqramoこと倉本さん。この日初めて参加したお子さんが、気になって覗き込んでいました。qramoは敢えて「ただそこにいる」のがとっても上手です。
子ども向けプログラミング本の著者であり、講師でもあるqramo。うちの子に何か教えてほしい!と思われるかもしれませんが、気になる存在、くらいがちょうどいいのではないかと思っています。彼の背中をみて刺激を受けた子ども達が、何か行動をし始めたらおもしろいな、と。
ティンカリングDayは月曜日にも増設します!
子ども達の間ですっかり定着したティンカリングday。これまでの金曜日に加えて、月曜日にも増設予定です。「ただそこにいる」大人サポートもいつでも歓迎です。
次回は11/11、ぜひお気軽にお立ち寄りください^^
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