党綱領

基本理念

　我々は生きたい。生きるためには飯を食い、壁と天井のある部屋でエアコンと電気を付けて、ネットに繋がりながら暮らしていかねばならない。生きるためのコストは非常に大きい。

　一方で、我々は働きたくない。平日の朝、ベッドから起き上がることほど辛いことはない。

　この生きることと働くことのジレンマを乗り越えるために、偉大な先人たちは科学技術と近代社会システムを構築してきた。川へ洗濯に行くコストは、洗濯機の登場によりはるかに低くなったのである。

　しかし、我々はこの先人たちの苦労を蔑ろにしているではないか！我々は川へ洗濯に行かないことで余った時間を使って、ビジネス書を読んだりパートで働いたり、さらなる労働に明け暮れている。これは偉大な先人たちへの侮辱である。

　我々は先人たちの努力の結晶である社会的コスト軽減の恩恵を資本家や富裕層が独占することに断固抗議して生活費と住居の提供を政府に対して求める。