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去勢・不妊手術と腫瘍の関係

こんにちは、はたま犬猫病院です。

今回のnoteは、わんちゃん・ねこちゃんの去勢・不妊手術と腫瘍の関係についてです。去勢や不妊手術はしたほうがいいの?悩んでらっしゃる方の少しでも参考になれると嬉しいです。


では、まずは、去勢手術と腫瘍の関係から💡

①潜在精巣(成長してもお腹の中に睾丸が残ってしまっている状態)のわんちゃんは、そうでないわんちゃんよりも精巣腫瘍の発生率が約10倍になるんです。

②肛門周囲腺腫(肛門周りにできる良性腫瘍)は、未去勢の雄に多発します。まれに、雌にもできることも。

③前立腺肥大症(老犬でよく認められます)は、去勢手術で予防できます。しかし、前立腺癌の予防はできません。

*まとめると

潜在精巣の場合は、腹腔内の精巣が腫瘍化するリスクが高いので、去勢をしたほうが良いでしょう。また、肛門周囲腺腫や前立腺肥大症の予防としてなら、去勢するのも良さそうですネ😄


次は、不妊手術と腫瘍の関係。結構有名なので皆さんご存知かもしれませんが、不妊手術を早期に実施するとあの嫌な腫瘍の発生率がグーーーーんっと下がります。そう乳腺腫瘍が発生しにくくなるんです。


猫ちゃんだとこんな感じ😄

画像1


わんちゃんだと

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*乳腺腫瘍で苦しんできたわんちゃん・ねこちゃんを沢山みさせてもらったので、この腫瘍にならなくなるのであれば絶対にやったほうが良い不妊手術💡しかも、早期の実施が勧められています。



悩まれてる方がいらしたら、いつでもご相談ください^^



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