リンパ節の話 〜おうちで触れるので触ってみてください〜
おはよーございます。はたま犬猫病院です^^今日は、院長が2回目のワクチン接種の日なので少し緊張しているみたいです。
今回のnoteは、体表リンパ節について。体表リンパ節って知っていますか?
これらのリンパ節が腫れていたら、病気のサインかもしれません。
反応性過形成、炎症、リンパ節原発性腫瘍、転移性腫瘍、などが考えられます。
そもそもリンパ節って何をするところなんでしょうか?💡
リンパ節はリンパ液が流れるリンパ管の途中にある小さなコブのような器官です。体の至るとこにあり、免疫機能の関所の役割を持っています。リンパ節は体外からの敵を攻撃して排除するときに腫れることが起こります。
体の表面にあるものを「体表リンパ節」
体の中にあるものを「深部リンパ節」と言います。
わんちゃんねこちゃんをリンパ節を意識しながら、ナデナデしてみてください。体表リンパ節が触れる様なら病気のサインかもしれません💡
<反応性過形成>
リンパ節の支配領域の炎症に反応してリンパ節が活性化して起こります。
<リンパ節炎>
リンパ節内で炎症が起きている状態を言います。重篤な状態。
<腫瘍性の腫張>
リンパ系の腫瘍や様々な腫瘍が転移をすることによって、近傍のリンパ節が腫れてきます。
もしも、リンパ節が腫れていたら、病院で検査を受けましょう。腫大したリンパ節の病態を明らかにする方法として、低侵襲な針生検があり取れた細胞を顕微鏡で診断します。あまり、負担になる検査ではないので、悩まれてることがあったら動物病院で検査を受けてみましょうね😄
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