
Photo by
maikosan0429
腫瘍の話
こんにちは、はたま犬猫病院です。
台風14号の雨がすごいです。ほんと災害とか起きないでほしい、皆さんくれぐれもお怪我などありませんように。
ところで、最近ペットの予防医療がかなり進歩していることを知っていますか?そのおかげで、わんねこちゃんの寿命がかなり伸びているんです。
ただし、寿命が伸びてきていることで、「癌」でなくなるわんねこちゃんが増えてもきています。
ワンちゃんでもネコちゃんでも、死因の一位が「癌」なんです。
では、腫瘍ってどんなものなんでしょう。基礎知識として。
動物の体内の免疫機構の監視を逃れた「異常細胞」が自律的に増殖することがあります。それが「腫瘍」なんです。
腫瘍には「良性腫瘍」と「悪性腫瘍」があります。
・悪性=がん です。
・良性腫瘍は増殖が穏やかで転移もしません。
・悪性腫瘍(がん)は周囲の組織を破壊するように増殖し。転移により全身に広がっていき、やがて死に至ります。
時に、良性腫瘍から悪性腫瘍に変化するような腫瘍もあります。
皮膚の腫瘍とかは、最初にしこりとして見つかることも多いので、気になりしこりがあったら早めに病院で検査しましょうね^^