塩田康一・鹿児島県知事に「オープンな記者会見」への出席を依頼
本日8月11日(火)正午、鹿児島県PR・観光戦略部広報課あてに一通の依頼書を送りました。文書のタイトルは「塩田康一鹿児島県知事・記者会見出席のお願い」です。
これまで何度か書いてきたように、鹿児島県知事の定例記者会見は、今年7月12日に執行された鹿児島県知事選挙の結果を受けてオープン化へ一歩踏み出しました。
県知事の記者会見を主催してきた県政記者クラブ(青潮会/せいちょうかい)がクラブ総会を開き、青潮会非加盟の記者にも質問権を認める規約に改定したからです。
7月28日には塩田康一新知事の就任会見が行われ、これまで質問を許されてこなかったクラブ非加盟の記者も含めて塩田知事との質疑応答を行いました。従来の鹿児島県知事記者会見の経緯を考えると、これは大きな進歩でした。
しかし、青潮会が主催する記者会見には、現在も参加する記者に一定の条件が課されています。そのため就任会見当日、一部のフリーランス記者が青潮会により会見への参加を拒否されるという不幸な事態が発生しました。
県庁の庁舎管理権を持つ県庁職員はフリーランス記者の会見参加を妨害していません。同日朝の初登庁から就任式など、すべての行事をフリーランスの記者に開放していました。ところが青潮会主催の記者会見の場では、記者が記者を排除するという奇妙な現象が起きていました。
そこで今回、フリーランスの記者たちは任意団体「清流会(せいりゅうかい)」を作り、塩田康一知事にフリーランスの記者も含めたよりオープンな形での記者会見に出席するよう依頼することにいたしました。
この会見が実現した暁には、もちろん県政記者クラブ(青潮会)の皆さんにもご案内をする予定です。
また、塩田康一知事記者会見への参加を希望する記者の方、「取材・報道を目的とする方」は、清流会の事務取扱担当である畠山理仁までご連絡ください。オープンな記者会見で、時間の許す限り、有意義な質疑応答の機会になればと考えています。
8月28日、塩田康一知事は就任から一カ月を迎えます。その日に「オープンな記者会見」が実現するのかどうか。全国の皆様もご注目ください。
【鹿児島県知事記者会見・関連リンク】
●記者会見に「どこまで記者を入れるか」問題
(2020年7月15日掲載)
https://note.com/hatakezo/n/n851dcd60f7c9
●閉鎖的な鹿児島県知事記者会見のオープン化を求めます
(2020年7月16日掲載)
https://note.com/hatakezo/n/n4f924a95f5d6
●鹿児島県知事記者会見、一歩前進。
(2020年7月22日掲載)
https://note.com/hatakezo/n/ne85d1ab7c538
●7月12日投開票の鹿児島知事選挙をきっかけに、定例記者会見のあり方が変わった!
(2020年8月3日掲載)
https://yomitai.jp/series/election/19-hatakeyama/
清流会(2020年8月11日現在)
有村眞由美/小笠原淳/木野龍逸/白石草/寺澤有/橋本恵美/林克明/三宅勝久/横田一/吉田千亜
(事務取扱担当・回答先)畠山理仁
携帯電話:090-1539-0958 / メール:hatakezo@nifty.com