予約金、前金制度って
最近めっきり太ってきて、二重顎と下腹の脂肪が気になり始めてきたので
ダイソーで腹筋ローラーを買った畠山夫婦の夫、おさむです。
#300円だよ
ともみさんが日々作ってくれる、通称ともみ料理が死ぬほど美味しくて
つい、沢山食べてしまうので、僕が太ってしまうのは全てともみさんが悪いと思っています。
#どう考えても美味しいご飯を作る方が悪い
みなさんがウエディングフォトを撮ろうと検討した時に
いろんな業者さんやカメラマンさんを見て回られると思うのですが、
結構な頻度で「前金制度」や「予約金制度」を取り入れている事業者さんに出会うと思います。
前金・予約金とは
撮影を申し込む際、撮影料金の一部を先にお支払した段階で、「予約成立」となりますよ。
また、撮影をキャンセルしてもこの予約金は返金しませんよ。
というアレです。
例に漏れず、僕たち畠山夫婦も予約金制度を導入しています。
お申し込みくださった皆様はご存知だと思いますが、
お申し込み時に撮影料金の内3万円をお振り込み頂いた時点で
予約確定(日程確保)とさせて頂いております。
でも正直、半年先や一年先の撮影の予約するだけでお金を取るってどうなの?
しかも、そんな先の予定に対してキャンセル時の返金も無しってお高くとまってんじゃ無いわよ!
って思いませんか?
思うと思います。
すごく気持ちわかります。。。
僕らのサービスはお客様に全ての流れをご納得いただいた上で、お申し込みいただくことが、何より大切だと考えているので
今日はどうして予約金制度を導入しているかを書いてみます。
大前提、もちろんこの制度は
少しでも早く現金が欲しい。
少しでも多く売り上げが欲しい。
という理由で実施しているわけではありません。
逆に、この制度を導入することで、手間が増えて大変だったりします。
撮影料金の一部を先にいただくので、諸々の管理が大変になるし
経理的な問題で、さまざまな処理が増えます。
今年予約金をもらったけど撮影は来年で実際の料金は来年いただく、、、
今年の経理処理はどうしたらいいの・・・・
といった調子です。
正直なとろこ、普通に撮影前に全部まとめてお支払いいただく方が
お互いに楽ではあるのです。
しかし、この仕組みを使わないと困ったことが起こるんです。
それは、皆様お察しの通り
ドタキャン・当日バックれ問題です・・・(T-T)
ほとんどの方からすると信じられない感覚だと思うのですが、
「とりあえず予約しといて、その時の気分が変わったらキャンセルしたらいいさぁ♪」
という【困ったさん】がごく僅かに、しかし確実にいらっしゃるんです。
そういった方に限って、必要以上に枠を抑えようとしたり、
かなり前から枠を押さえたりすることが往々にしてある。
僕たちは、お客様からのご依頼はそれは嬉しくて堪らないわけなので
ワクワクしながら、その日をその方の為に空けて待つ訳なんです。
そして訪れる悪夢の瞬間。
撮影の直前にサクッと
「キャンセルします」
とキャンセルされてしまう。
連絡があればまだいい方なのですが、
実際に撮影場所に行ったにもかかわらず、いくら待ってもお客様が来ない。
連絡をしても、一切繋がらず、音信不通となる。
必殺当日バックれです。
びっくりすると思いますが、そんな信じられない事が本当にあるんです。
#嘘じゃないです 。本当にあるんです。
そんな困ったさんはさておき、本当に悲しいのが
困ったさんの為に撮影日を締めていたことで、
心から本当に撮りたいと思ってくださっていたお客様が依頼できない。
ということ。
それが一番悔しくてたまりません。
僕たちが本来大切にしたいと思っている、
本当に撮影をしたいと思ってくださっているお客様を
守ることができないんです。
以前
飲食店でコースの予約があり、食材や料理を順次して迎えた当日に
お客様が来ずに、全ての食材を廃棄したというニュースも話題になりましたね。
まさにアレです。
ここで、予約金制度がそのような困ったさんから大切なお客様と
撮影枠を守る仕組みとして役立っております。
くれぐれも、ご予約くださるお客様を信じていない訳ではないのです。
予約金をご理解くださり、ご依頼くださるお客様の中に、困ったさんは確実に一人もおらず、最高に誠実で素敵な方々ばかりです。
何故ならこの制度を使うことで、
「とりあえず撮影するかわからんけど、枠だけ押さえとこ」
という困ったさんの申し込みを防ぐことができる。
そもそも、そういう方の入店をお断りする為の抑止力として
力を発揮しています。
一部の困ったさんの為に、
誠実なお客様や、事業者の手間が増えてしまうのは、いささか納得がいきづらいし、すごく心苦しい。
しかし、大多数の人がほんの一部の困ったさんに振り回されるのは
この世の常で、こればっかりはどうしようもないのが現実です。
本当は抑止力が無くても大丈夫な世界となればいいのですが、
今の所どうも難しそうなので、大切なお客様や自分自身を守る為にも
この方法が最善という結論から、採用しています。
フリーランスカメラマンあるあるなのですが、
大抵、カメラマンを始めた当初は予約金制度を導入せずにサービスを開始する事が多いです。
どのタイミングで導入するかというと
実際に困ったさんの被害にあった時
です。
その時は確実に遅かれ早かれやってきます。
ウエディングフォトやその他のサービスを受ける時に
予約金や前金制度を導入している業者さんを見かけたら
「あぁ、この人も過去大変な目にあったんだなぁ」
と暖かい目で見守っていたけると幸いです。
これからカメラマンをしたいなぁと考えているそこのあなた
困ったさんに気をつけるんやでぇ!