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モチベーションの話
今回はサクッといきましょう!
なんで寺坂はこんな地域活動やってんの?
というはなし。
ぼくです。
地域活動のあゆみ!
例によって自己紹介ページ見ておくんなせえ!
なぜ色々やっているのか
モテたいからですね!!!
…うそです。
これから「地域活動はじめるぞ〜〜」という方向けに正直にお話ししますが、地域で目立った活動してるからといってモテるとは限りません。
モテないよね? あれ?
ま、まあ「地域活動とモテの因果関係」に関する研究は専門家や後進に譲るとして、真面目な話をしていきましょう。。。
1.先人、先輩の存在
まずぼくの中で大きいのは、諸先輩方の存在です。
これがなければ、「てらさかだいち」という地域人(?)は、地域活動に興味を持つことはなかったと思っています。
こっちの記事(とっても長い)でもチラリと書きましたが、これまで地域活動を通して、様々な方々との出会いがありました。
そんな中で、特にお世話したお世話になったのは、20代の頃に出会った先輩方でした。
特に地元の壮年会(郡友会)や商工会、消防団の方々は本当にたくさんお世話になってきました。
あの当時は地域の行事、イベントやその後の飲み会も、全部が楽しくて楽しくて、呼ばれれば何処にでも赴いていた気がします。
今では、何かと「ハラスメント」だったりとか、「やりがい搾取」だとか言われることも多くなってきましたが、ぼくとしては「めちゃくちゃ楽しいし、勉強になるけどなんで文句が出るの?」って感じでした。
(※あくまで個人の所感です。)
「やりがい搾取(やりがいさくしゅ)」とは、本来ならば相応の報酬や待遇があるべき業務や活動に対して、「やりがい」や「使命感」など心理的な満足感を理由に、適切な金銭的対価や労働条件を与えずに労働力を得ようとする行為を指します。
もともとはビジネスシーンで使われてきた言葉ですが、地域活動でも同様の現象が起こる可能性があります。
例1)地域のイベントや催しの運営において、ボランティアと称して長時間の準備や重労働を課し、その対価がほとんど支払われないケース。
「地域のため」「人のため」と説得され、結果として報酬面や労働条件がないがしろにされることがある。
例2)デザイン制作や広報、会計など専門性の高い作業が必要な場合でも、「地域のためになるから」という大義名分で無償または低報酬での業務を依頼されるケース。
プロフェッショナルに近いスキルを持つ人にとっては、本来であれば相応の報酬が支払われるべき状況にもかかわらず、「やりがい」だけを報酬とされる。
(ぼくは先輩方に可愛がってもらっていた側面が大きいので、そもそも「搾取」とは少し違うかもしれませんが…)
とにかく、今になって感じるのは、その当時リーダーだった先輩たちは楽しませるのが上手な人たちだったなーということです。それこそ、その会の集まりに参加したい!と思えるほどに。
もちろん、コロナという大災禍もあり、確かに時流や風潮は変化してきているため、同じ手段が必ずしも有効だとは思っていません。
しかし、「後輩に慕われるような先輩像」「人から好かれるような立ち居振る舞い」みたいなものを大いに勉強させてもらっていた気がします。
ちょっと照れくさい話をするなら「こんな人たちに自分もなりたい!」という感じでしょうか。
というより、「負けてらんねえ!」の方が、モチベーションの源としては正確かもしれません。
2.成功と失敗の体験
先輩方の存在というのと少し重複はしますが、そうした先輩方と一緒にアレコレと活動をさせてもらっていた活動の中にも、モチベーションの種があったのかなーと振り返っています。
どんな活動もそうかと思いますが、決してずっと順風満帆という状態ではありません。
成功体験もあり、失敗体験もありました。
しかし、その"振れ幅"のようなものをすべてを経験させていただいたことで、今のぼくはモチベーションが維持できている気がしてます。
<成功体験>
先輩方が「やってみろ!」と色々任せてくれて、サポートをしてくれたおかげで、ぼくが思いついたアイデアをゴリゴリと実現させることができたことです。
実現させたものは、決してクオリティやレベルが高いものではありません。
しかし、「形にできた」こと自体にすごく価値があったなーと思います。
形にできると、達成感や自信に繋がるんですよね、なんか。
もちろん、当時のぼく一人なんて本当に影響力も実績も何もなかったので、まるで"虎の威を借る狐"のように、先輩方の威光をお借りしていたからこそ実現できたと思っています。
<失敗体験>
やはり、少し成功を味わうと、人は調子に乗ってしまうみたいですね!
例に漏れず、調子に乗ったぼくは、どんどんその調子でアイデアを実現させようと、無理な進め方をするようになっていました。
企画や稟議の時点で誰かを巻き込むことなく、
予算組や必要物資の用意も自分で進め、
挙句の果てには、マネジメントやディレクションまですべてを一人でやろうとしていました。
このときに、『自分の無力さ』や『人間一人の働きかけには限界があること』を思い知りましたね…。
そんなぼくのことも見捨てず、何も言わず手伝ってくれたのが先輩方をはじめとする地域の方々です。本当に頭が上がりません…。
そんな"申し訳無さ"も、今では「恩返ししたい!」というモチベーションに繋がっているので、やはり何事も経験してみるものですね!
3.仲間の存在
上記でも書いたような、いろんな活動を経て、様々な素晴らしい能力や知識をもつ人と知り合うことができました。
自分よりも人を巻き込むのが得意な人
自分よりも発想力が優れた人
自分よりも段取りが得意な人
自分よりも人脈が広い人
自分よりも冷静に物事を判断できる人
そんな中でも幾人かとは、ズブズブの関係一緒に地域活動を行うチームを結成するまでにもなっています。
越前町の商工会青年部においても、人を巻き込む能力のある3人の副部長さんに全面的に「おんぶに抱っこ」状態で事業を進めています。
こういう仲間が増えると「さいごまでやりきらにゃ!!」という義務感に似たものも生まれますし、関係者が増えることでと事業のクオリティも上がります。
また、打ち上げだのなんだのと楽しいイベントもより楽しくなりますし、チームの結束力も向上して、ホント仲間がいるということは良いことづくめですね!
結局のところ
いちばんは「楽しいからやってる」ということに尽きます。
こういうこと言っても全然信じてもらえないんですが、僕にとって地域活動は、もはや『趣味』とかに近い感覚です。
好きだから楽しみたいし、楽しみたいから本気でやるし、本気でやるから達成感が味わえる。
なにか思いつきがあって、それを検討して仲間集めてワイワイやって、色んなトラブルが起こって時には喧嘩しもしながらなんとか実行して。で、最後には反省したり飲み会開いたりして…。
うん、楽しいんですよねえ。
ぼくのエゴなので程々にしておくべきかとは思いますが。ぜひこの楽しさを色んな人に味わって欲しい!とも思っています。
地域活動楽しいよ!!?!?!?!?
みんなもやろう!!!!(ダイレクトマーケティング)