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自己紹介になります

なぜブログを始めたか

これまで様々な巡り合わせにより地域活動に参画させていただいてきましたが、これまで約15年ほど地域に根差してきたことで、僕の中で少し「考えたこと」や「やっていきたいこと」が芽生えました。

そもそも越前町は決して大きな町ではありませんが、地域活動のなかには、多くの素晴らしい取り組みや熱意ある人々が活躍されています。

しかしながら、その取り組みや思いは、まだまだ地域全体には伝えきれていないように感じています。

そんな活動や思いが地域全体に伝わっていないもどかしさがきっかけで、「とりあえずできることからやってみよう」とブログを始めてみることにしました。

稚拙かもしれませんが、僕はこれから、見て感じてきたことをできる限り自分の言葉に綴って発信していくつもりです。

より多くの方々に見ていただいて、この地域の魅力を知っていただき、なにかしら「越前町」に関わりを持っていただくきっかけとしていただければと思います。



とまあ、堅苦しいことは苦手なのでここまでにして、この先は思いっきり素でいこうと思うので、暇な時間にでも読んでやってください。


それでは、改めまして…

越前町でモソモソと地域活動に勤しんでおります。
名前を寺坂大地と申します。
気軽に「だいちゃん」とかって呼んでね!


…知らない人「だいちゃん」っていきなり呼ばれると挙動不審になっちゃうかもしれないので、やっぱりやめておきましょう。

経歴とお仕事

まずは、誰が書いているか分からない文章ほど怖いものはないと思うので、軽く経歴というか、僕自身のお仕事について少しだけ紹介してみます。

ご存じの方がいてくれたら嬉しいのですが、越前町の東内郡(西田中)で創業120年の老舗糀屋を営んでいたりします。

お米を育て、そのお米を原料にして米糀やお味噌を販売するお仕事です。
年間で米麹で約15トン、味噌で約20トン、くらい製造してます。

大豆を蒸す工程

お味噌の消費量は一説によると、5kgちょっとということらしいので、約4000軒のご家庭を支えております!!!(※お味噌換算)

味噌消費量の全国平均は5,339グラム。家庭でよく使われる、右のタイプ(750グラム入り)で7.12個分にあたる。

https://todo-ran.com/t/kiji/11495

また、それらの米糀やお味噌の原料となるお米も自社で栽培しています。僕自身も15年ほど農業に従事をしてきているため、実は農業分野にも少し明るかったりもします。

田植えの様子
機械で植えられなかったところの仕上げ

あとは、米粉を使ったお菓子なんかも作ってます。
仲の良い地元の諸先輩方にはよく『エセパティシエ』なんかと言われておりますが、ぜひ皆さまにも食べていただき、素直な反応を聞かせていただけると嬉しいです。(ちゃんと美味しいお菓子のはずです…!)

米粉のシフォンケーキ

あとは、弊社の特徴的な活動として、ワークショップ・体験教室のような手作りのお味噌教室というのを定期開催していて、これが町外だけでなく県外の方にも人気だったりしています。

大豆を潰す機械

これまでの地域活動について

と、どんなことしているやつか分かっていただけたかと思うので、本題の地域活動の話をさせてください。

生まれはもちろん越前町で、一時は県外の大学へ進学していたのですが、Uターン帰郷の後に僕の地域活動生活がスタートしました。今では早14年が経ちます。(本当に早い)

これまで多くの方々に可愛がっていただいた&様々な巡り合わせをいただき、地域で交流を深めてきたので、いくつかそのあたりをご紹介します。

①地域づくりの実践

町おこし団体リドム(長老)

ちょっとしたきっかけがあって、「リドム」という町おこし団体を立ち上げてみました。

リドムが開催した最初のイベント風景(懐かしい…)

そこの長老が僕です。

ええ、リーダーではなく『長老』らしいです。(※寺坂は37歳)

長老が小学生にコテンパンにされる風景(ほぼ溺れてる…)

リドムってなんぞや????ってところが分かる活動内容は、また別の記事でまとめているので、ぜひそちらも覗いてみてください。

ここでは、ざっくりメンバーだけでも紹介させていただくことにします。

まあ、自慢にはなりますが、僕よりも若く優秀なメンバーが揃っていて、それぞれ役割分担が明確で機能的で、とにかく運営していて気持ちが良いチームです。

執筆当時(2025/01頃)のメンバーはこんな感じです

  • 代表&頭脳部隊:フリーランスエンジニアMくん(33歳)

  • 頭脳部隊&工作部隊:エンジニア&アウトドア会社社長Yくん(32歳)

  • 現場部隊&工作部隊:林建屋3代目Tくん(33歳)

  • 長老:寺坂 ←

という役割分担で活動をしております。
長老ってなに?

もともとは「あさひまつりを盛り上げようぜ!」と集まったのがきっかけですが、最近では色々なことをさせてもらえるようになりました。

  • あさひまつりの企画運営

  • 地域交流団体の交流促進事業

  • 地域住民交流施設の利用促進のお手伝い

  • 子供向けプログラミング&ロボコン講座の開設(現在準備中)

  • 町内の空き店舗利活用のモデル店舗立ち上げ(現在準備中)

個人的にホットなプロジェクトは、今計画中の子供向けのプログラミング&ロボコン講座です。僕は門外漢でちんぷんかんぷんなので、メンバーにお任せですが、各々の得意分野を活かした活動をしております・・・!

地元壮年会 郡友会(会員)

次に紹介したいのが、地元壮年会の『郡友会』の活動です!

至って普通(普通とは?)の近所のおじさまたちと若人たちの集団ですが、僕が本当に胸を張って自慢できる組織の一つです。

とくにあさひまつりで一番輝いているのは、我々、郡友会で間違い無いと思っています。(寺坂大地調べ)

なお、画像は色々とセンシティブなので割愛します。

自慢できるポイントは言い出したら切りがありません!

  • とにかくエネルギッシュ!

  • 全員のモチベーションが高い!

  • 平均70%以上を誇る、集まりへの出席率!

  • 20代半ばから、上は60歳までと参加している世代が幅広い!

(意外と少ない…?)

がしかし、どれをとっても、普通の「地区の団体」とは一線を画す熱量があります。

ただ、やはり問題は人手不足。
10年後まで存続できるのか・・・!?

②経済振興への取り組み

越前町商工会青年部(部長)

まあ、もうすぐ退任ですけどね!(2025年4月ごろまで)
在任中、いろんな事業をしましたが、この団体で得られた大きなものは
・人脈の大切さ
・役割分担の大切さ
でしょうか。。。

ただいま越前町商工会青年部は滅亡の危機とまではいかないものの、存続が危ぶまれる状態になってきています。

新入部員さんが少なく、卒業していく方が大勢いる状態で、まさに地域課題の縮図というような感じです…。10年後には主要なメンバーが全員卒業しちゃうので、それまでに会員を増やしたいところではあるのですが…。

地域活動のなかでも中心的な部分を担ってきた団体の一つですので、いまいちど踏ん張りたいところ!

福井県商工会青年部連合会(副会長)

福井県の各所から商工会青年部の部長が集まって組織しているものです。
特に偉いとかそういう役職ではないですが(たぶん)、いつのまにか人脈は広がりました。

副会長任命前ですが、真面目に活動しています。

こうやってできた人脈を地域活動に活かせると良いのですが、なかなか僕だけでは良い案が浮かばないのが最近の悩みです…。

③観光振興

越前町観光連盟(理事)

こちらでは、ただいま理事(2025/01現在)を仰せつかっております。
理事とはいうものの、他の活動とタイミングが被ることも多く、なかなか参加できない現状です…。(代わりにご対応いただいている皆様、本当に感謝&感謝です…。)

観光事業には外貨を稼ぐという地方自治では欠かせない役割もあることから、非常に学ぶことも多く、各地にある観光資源の有効活用導線の整備など、関係者の熱意も高く関わっていて面白い分野です!

これは僕個人の勝手な妄想だと思っていたければと思うのですが、こんな活用の仕方も面白いかと思っています。

実現するためには、まだまだ住民の方々との対話や準備は必要だと思っていますが、これくらいの転換が必要な時代なのではないかなーといつも夜な夜な妄想してたりします。

ひとつのアイデアでしかないので、「それは違う!」とか「こうするともっといい!」とかはぜひご意見いただけると嬉しいです(何かしらの勧誘が届くかもしれませんが。

④地域防災

越前町消防団(団員)

最後になりますが、地域防災の一環として地元消防団員として末席を汚して活動しております。

火災、地震、水害などの災害への対処もですが、防犯隊として人命捜索・救助にも参加しております。
こちらも、他の組織同様に担い手不足が深刻なんですよねえ・・・。

ぼしゅうちゅう!

おわりに

いろいろ書きましたが、常に感じているのが「人手不足」。
これは全国共通の課題ですね。企業、自治体、各種団体、みんなが抱えている問題です。

一度に解決できる、画期的で、斬新で、ものすごく優れたアイデア!なんてものが出てくる可能性はとても低いので、考えるよりはまずはなにかやってみたほうがいい!というのが僕の持論です。

関係人口を増やす!」をテーマに、これからも続けていこうと思います・・・!

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