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タルトケーキとスポーツの意外な共通点
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遅くなりました、5分で足を速くするトレーナー畠中です。サッカーチームや選手の指導をメインに教育委員会の体育のアドバイザーや子供の運動能力向上教室JNAC.labの代表などの活動をしております。
さて、本日は運動の基礎についてお伝えします。とてもとても大事なことですが、世界一わかりやすくお伝えしますので、最後までご覧ください。よければいいねお願いします♪
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みなさん、タルトケーキはお好きですか?私はタルトケーキが好きなんですが、今回は私が保護者の方やスタッフに伝える時にご説明する内容をお伝えさせて頂きます。
タルトケーキとは…タルト生地の上にクリームや果物を乗せたものです。すみません、タルトケーキが作れないので誰か作ってください。笑
このタルトケーキは二層構造です。
運動も二層構造と思ってください。
さぁ、ほとんどの方が間違えているのがまさにここです。子育てに正解も不正解もないとは思います。(ネグレクトや虐待などは論外として)
そんな中で、不正解な子育てがあります。それはサッカーや野球などのスポーツを幼少期から習わせることです。
多くの方を敵に回しそうですが、専門家として断言します。
幼少期から特定のスポーツを習わせるのは、タルトを無くしてお皿に直接クリームや果物を並べるようなものです。タルトケーキじゃなくていいじゃんという屁理屈はお控えください。運動とはタルトケーキなので。。
要するに、幼少期からしっかりとタルトを作らなければ、どんなにいい生クリームを作って、どんなに高級な果物を載せてもタルトケーキではないのです。
ブサイクなタルトケーキを、数多く見てきました。
丸じゃなかったり、ガタガタだったり、ふにゃふにゃのタルトケーキはブサイクですよね。そんなの売り物になりません。
では、ブサイクなタルトケーキという好ましくない表現をした子供たちとはどんなものかというと…
①特定の競技しかできない
②小学生で怪我しがち
③中学生で伸びない
こんな子が最近はとても多いのです。残念ながら、小学生から一つだけのスポーツを習っている子供の未来は暗いです。
理由は簡単で、タルトをしっかり作ってないから。
では、タルトとはなんなのかというと以下のものです。
・体力(持久力)
・筋力
・自分の体をコントロールする能力
・物を思い通りにコントロールする能力
・バランス
・リズム感
・力加減
・目で見なくても体をコントロールする能力
・敏捷性
etc.
など…これらを総合して、「運動神経」と言われることが多いです。
運動神経という神経は存在しないので、一概に運動神経が良い・悪いと表現するのはあまりにも雑すぎます。
これらの能力(タルト)が養われずにサッカーや野球などのスポーツをした結果は悲惨です。
例えば、ヘルニアやオスグッド、腰椎分離症、肉離れ、シンスプリント、疲労骨折など…こんなのは高校生ぐらいで起こるものです。しかし、最近は小学生やさらには未就学児でもサッカーで怪我をするなんてことも聞きます(打撲など一部は除く)
オスグッドはいわゆる成長痛の一部と理解してもらえれば大丈夫ですが、いずれにせよ、指導者と親の無知さによって起こることです。つまり、子供は被害者です。
タルトが「丸く、固く、分厚く」することで、上に乗せるクリームや果物は安定します。
もうお分かりの通り、クリームや果物はサッカーや野球などのスポーツを指します。
まとめ
指導者や親であるあなたは、クライアントやお子様のタルトはどんな形ですか?この運動の基礎を疎かにすると、必ず崩れます。
崩れた選手をたくさん見てきましたが、サッカーや野球、テニスなどを12歳以下で専念して伸びた子供は1割もいません。
ここで、1割以内の数%に入ってると勘違いすると、必ず潰れます。小学生の頃にあまり目立つ選手じゃなくても焦る必要はありません。
高校生やその先で長く活躍できることが一番です。小学生の頃に活躍してチヤホヤされた先は暗いと覚悟してください。
じゃあ、どうしたら良いのか?前回のこちらをぜひご覧ください。
私が運営するJNAC.labでは、毎週メインメニューを変更し、さまざまな刺激を入れることで「いつの間にかできることがあれやこれやと増えていた」という状況を作ります。これは、すごく時間がかかることですが、これこそが100年以上前から明らかになっている答えです。辞めてしまうとこの成長はストップします。つまり、タルトが未完成のままになるのです。
ぜひ多様な運動を小学生の間に取り組んでください。指導者も保護者も、いつでもJNAC.labへ見学などお越しください。必ずお力になります。
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畠中 秀聡