子供の時期にやらせとくべき5つのコト
こんにちは!
5分で足を速くするトレーナー畠中です。サッカーチームや選手の指導をメインに教育委員会の体育のアドバイザーや子供の運動能力向上教室JNAC.labの代表などの活動をしております。
さて、前回の「子供は子供。」を久しぶりにアップしたところ、たくさんのメッセージをいただき驚いております。ありがとうございます。
今日も最後までお付き合いください。
以前の記事を読んで頂けると、より深まります。
あなたは子供の時に何をしていましたか?
・ひたすら公園で遊んでいた!
・ゲームにハマってた!
・漫画やジャンプにハマっていた!
などなど、たくさんのコトが出てきそうですが、私の場合は毎日外で遊びまわっていた記憶しかありません。笑
毎日友達と約束して帰るか、放課後に先生に怒られてもグラウンドで遊んでいるか、のどちらかでした。ちなみに、兄は私と真逆でプラモデルやゲームが得意です(笑)
今日の内容はスポーツだけの話ではありません。また、小学生版と思っていただけたら幸いです。
やらせるべきコト①読書
いや、いきなりスポーツとちゃうんかーーーいというツッコミありがとうございます。笑
私は月間で5〜10冊ほど読書をしていますが、別にすごいと思ってません。読書なしでも稼げる前澤さん(元ZOZO社長)ほど天才ではないので、努力するしかないんです。
そもそも、知らないことを知るのが好きというのもありますが。
最近の大人の年間読書数はご存知でしょうか?1冊です。
子供たちは学校の読書の時間で本を読むことが多いですが、それ以外で読むことはかなり少ないのです。
そもそも本を読めばいいの?ということですが、前澤さんのレベルじゃない限り、「読書数=生涯年収」と言われますし、やっぱり無知より読書する子供の方がいいですよね。何より、活字読書は想像力を養います。想像力が伸びれば、優しい人にも、周りから必要とされる人にもなります。想像力がないと、嫌われることや周りに迷惑かける子になっちゃいますよね。。
じゃあ、どうしたらいいかご紹介します!
ストーリー系の本にすると、スイスイと読み進められます!ただし、長いのは読書が苦手だと挫折する可能性があるので、初期はNO GOOD!
テレビで見たアニメや映画の本を読むのもおすすめです。内容を知っているので読みやすいのです。
※漫画は不可です。理由は活字で内容をイメージする力がつかない=想像力が伸びないんです。想像力は、ものすごく大事です。
やらせるべきコト②公園遊び
なんでもいいので、公園で遊ばせてください。友達でもいいし、ご家族でもOKです。ただし、ここで要注意なのが、スポーツ仲間はダメなことです。例えば習っているサッカーの友達です。別に友達付き合いがダメとかではありません。ただ、私自身がそうでした。
ずっとサッカーの友達と一緒にいるようになってから、ずーっとその友達とサッカーばっかりして遊んでいました。練習なのかサッカーかはわかりませんが笑
色んなスポーツや遊びをするのがオススメです。子供の「楽しい!」が第一です。そしもう一つが、子供の「工夫」です。
昔の遊びには「工夫」ができたのが良かったのです。
でもサッカーや野球はルールがあるので、変えることができません。この、ルールを工夫して変えるのが大事なんです!!
この工夫について解説します。ここが一番大事なんです!
なぜ工夫が大事かというと…子供は、自分が勝てるように、自分が有利になるように工夫します。こここそがポイントです。
スポーツをしたときに重要なことの一つは「ずる賢さ」です。
ずる賢さとは、スポーツだけ唯一許されている詐欺行為です。笑
素直ではスポーツは勝てませんが、この根本的なずる賢さは遊びの中で養われるため、すごく大事です。テレビゲームではこの工夫する能力は養われません。だからゲームより遊ぶのが重要な理由です。
やらせるべきコト③体操
ここからは、習い事シリーズです。その1は体操です。体操の良いところはコチラ
体操の誤った認識として、「身長が伸びない」があります。体操で身長が伸びないのは嘘です。確かにオリンピックを見ると身長が低く、あの内村康平元選手ですら170cmはありませんでした。しかし、身長が高い選手はどうしても競技上不利になってしまうため、低い選手が残っているというのが正しいのです。バレーボールやバスケット選手も同じです。部活動でこれらの部活に入っていた友達みんな身長は高くなってましたが?そんなことはないと思います。確かにジャンプ動作で膝への衝撃が身長を伸ばすというデータもありますが、全員ではないため信憑性は微妙です。
つまり、体操をしたからといって身長が伸びないと言うわけではありません。週一回で、しかも小学校6年間というわけでもありませんので、過保護でない限り(笑)そこまで気にする必要はありません。
やらせるべきコト④水泳
小学生の習い事ランキング2位の水泳!ちなみに1位は塾です。(個人的に小学生の塾は週一程度で十分だと思います。それはまたの機会に。)
私自身、小学校2年生から6年生の途中まで水泳を習っていました。4泳法を習得し、保健体育教師でも生かすことができ、親には感謝していることの一つです。
さて、水泳をなぜお勧めするのかをご紹介します。
水泳って、学校でまともにする期間はせいぜいトータル1ヶ月程度。合計で12回ほどです。正直、そのためだけに習わせる保護者が多いことに驚きを覚えます。これはスポーツクラブや水泳クラブのマーケティング力の賜物でしかないと思います。そして、水泳の4泳法の習得になぜそんなに時間をかけるのか、はなはだ疑問ではありますが…。サッカーや陸上、バレーボールやマット(体操)の方が水泳より授業数は多いのです。
将来的に見ても泳ぐことなんてあるかどうか微妙です。海で泳いでる人なんて滅多にみませんし、溺れたら…って溺れたら誰でも泳げません!
じゃあ、なぜ水泳なんだ!?となりますが、それは2,3の理由に挙げた肺活量と体操でも挙げた手足の感覚が掴めるからです。
まず肺活量ですが、子供の頃に肺活量を高めるのはとても大事です。ランニングをしても肺活量はもちろん上がります。普段、子供の教室をしていると肺活量のある子はバテずに走れています。
次に、手足の感覚が掴めることです。これはいわゆる運動神経と言われるものです。詳細は以前のこちらの記事で解説しています。
泳いでる&体操の動きの途中で自分の手足をどう動かすかがとても重要です。四肢を同時に違う動きをするため、運動神経が高まるため、GOODというわけです。
やらせるべきコト⑤ダンスor楽器
結局5つに収まってないんかーーいというツッコミはさておき。
ダンスも体操と水泳と同じく、運動神経が上がるスポーツの一つです。ただ、他との違いはリズム感が掴めることです。スポーツはリズムだ!という人もいるぐらいで、サッカーでも南米の選手はダンス文化でリズムが違うと言われています。
リズム感はとても大事で、人それぞれのリズムが重要です。それぞれのリズム感の多様性を持つためにもダンスや楽器をすることで、様々なリズムやビートで体を動かすためリズム感が養われます。
音に合わせて体を動かすのは、世界中で共通言語でもあるダンスや音楽でもあります。
絶対音感は。5歳以下でほとんどが養われるといわれており、小さい頃からダンスの表現や音楽での表現は感情が豊かになり多様性が高まることで有名です。
これも水泳や体操と同じく嗜む程度での触れることをお勧めします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?元教師で中学や小学校にも勤め、10年以上小学生をみてきた私の視点です。職業柄、多くの書籍などでも勉強した結果、この5つは外せないものとなりました。
そのほかにも「コレは?」というのがありましたら、いつでもお問い合わせください。
畠中 秀聡