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スペインbefore日記③

 いよいよ来週から渡西します、サッカーフィジカルコーチの畠中です!(4/9日執筆)

 来週から…行くという実感はまだ全然ありません。が、夢だったスペインに降り立つ日がいよいよ目の前という現実にワクワクしております。

 なんでスペインなん?

そもそも、私はスペインという国が好きでした。サッカーをしていた影響から、アメリカよりもヨーロッパを先に知った思春期でした。小学校6年生の、社会科「世界の国調べ」ではクラスで唯一スペインを調べていたことを、先日サウナでぼんやりしていた時に思い出しました。

 なぜスペインが好きだったのか?というのは確かではありませんが…おそらく「やべっちFC(当時朝日テレビ系列・現やべっちスタジアム/DAZN)でスペインリーグのサッカーを見ていたからだと思います。当時から世界最高峰のリーグで、ロナウジーニョ・ベッカム・ジダン・ロベルトカルロスなど…世界最高の選手が集結していました。
 その時から、スペインという国こそがサッカーの聖地だと思っていて、ビデオ(時代感じる…20年前ですからねw)のスペインリーグは何度も何度も見返していたことを今でも鮮明に覚えています。
 そして、中学校に入ってからビジャ(のちにヴィッセル神戸)とフェルナンドトーレス(のちにサガン鳥栖)という最強ツートップ、さらにイニエスタ(現ヴィッセル神戸)とシャビ(現バルセロナ監督)、プジョル(当時世界最高DF)とピケ(現バルセロナキャプテン)、キーパーは半袖のカシージャスという全ポジションがタレント軍団でした。そして、全盛期にワールドカップを優勝。

 と、語ってすんません。
 こんな感じで、自分が1番好きなサッカーでキラキラしていたのがスペインだったのです。スペインがワールドカップを優勝したときはめちゃくちゃ嬉しかったことを昨日のことのように覚えています。

行く直前の心境

 とりあえず、今回の行く理由は大きく分けて二つ。①自分のサッカートレーナーとしてのレベルアップ②スペインに移住するための下見 が今回の任務。
 まずは帰国後に、サッカーのフィジカルトレーナーとして働くためです。しかし、私は昔から海外志向だったので移住したいと考えています。日本より海外が合うのです。。
 また、子供にも多様性やマルチリンガル(ピリグリッド/多言語話者)を身に付けさせたいと考えています。日本は本当に狭い。人間関係も視野も…だから精神的疾患も多い気がしてなりません。
 子供には、多様な視点を与えたいと考えています。もちろんその上で日本を選択するのは素晴らしいことだと考えています。

 私は、海外から帰ると毎回、精神的にしんどくなります。海外の方が、解放されて気が楽になるのです。もちろん言語の壁はあります。それでも、海外の方が気楽なのです。日本では変人だと思われている自負があります(笑)なので、海外の方が合うのかな…と思っています!

以前にも書いたように、日本はアメリカ式のトレーニングなので、フットボールに生かされるかは不明。だからこそ、フットボールの国スペインのトレーニング事情を知りたいと考えています。

 日本人でスペインのフィジカルコーチ事情を知っている人は皆無です。短期的な留学はいるようですが、しかし日本にいても情報は入ってきません。
 その理由は二つ。①長期滞在しているトレーナーがいない②治療家やアナリスト、選手の日本人ばかり。つまり、フィジカルコーチとしてスペインに来ているトレーナーはいないということです。
 なぜ、長期でいないのか?治療家やアナリストや選手ばかりなのか?という点について次回の記事でお伝えします!


畠中 ひであき

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