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正しいシューズ選びの秘訣~普段編~
こんにちは!元教師のサッカーフィジカルコーチです。日程合わなくても大丈夫な録画配信がある、サッカー保護者向け講座を開催します。
今日はシューズ選びについてです。新年度になる前には相談の多いものです!
では、いくつかの項目と目的で見ていきましょう。
インソール(中敷)
これもかなり多い質問です。まず、高いインソールは必要ありません。買った時に入っているもので十分なことが大半です。
もし成長期で「踵が痛い」と訴えた場合にすることは二つ。①十分に休ませましょう。1週間は最低でも運動禁止にし、痛みが取れても週3以内の運動に制限します。②インソールの踵部分にショック吸収剤が入っているものにしましょう。
足型を取ってまでのインソールは子供も大人も90%は不要です。インソールビジネスは稼げるので横行していますが、本当に必要な方には基本的に進めるのは最終手段なので普通にしていて痛いぐらいで買う必要は無しです。
買った状態で入っているインソールで心ものとない…場合は、吸収剤の入ってないインソールを入れましょう。吸収剤入ってないの?となるかもしれませんが、入っているものだと踏み込んだ時や少し動くだけでインソールごとズレるものがあります。シューズにしっかり引っかかってフィットするように変える程度で十分です。
普段履きシューズ
普段に履くのはランニングシューズが理想です。歩きやすいいい靴の理想は二つ。①シューズを折り曲がるもの②厚底でないもの です。
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まず①ですが、オシャレな靴って曲がらないことが多くて。靴を履いて歩き始める1歳ぐらいから大人になるまでの成長期は特に気をつけたいポイントです。もちろんオシャレをするときはいいとして、普段履きには曲がる靴で柔らかい靴にしましょう。
次に②です。これは意外な方も多いかもですが…厚底ランニングシューズが流行ってます。しかし、プロのトップランナーと一般人は違います。厚底の方が吸収してくれるからいい!と言われた保護者の方もいらっしゃいましたが、むしろ逆です。靴で吸収しなあかんレベルの強度を大切なお子さんにさせて“親失格”とさえ私は批判します。
踵が高い靴は爪先は薄いのです。つまり、靴の中で傾斜がついた状態です。前に進みやすいですが、その他の動き(横、止まる、下がる)などの動きには不向きです。
一日中立っている仕事の方が、ふくらはぎがむくみできついとよく言われます。当然です。案外、コンバースやスタンスミスなどのまっすぐのシューズの方が楽だったりします。究極は裸足なのです。
個人的には「トレイルラン」のシューズをお勧めします。トレイルランって知ってますか?山の中を50kmとか走る超過酷なスポーツです。
私が熊本の豪雨災害で被災地支援としてインタビューを兼ねて行ったときに、現地のボランんティア集団と夕方に一緒に10kmをなぜか一緒に走るというよくわからないノリになした。私は動きやすいようにトレイルランシューズを履いていました。そして急に始まったノーアップの10kmラン。驚くことに普段全然走らないのに、全く足はキツくなくて完走。しかも次の日の筋肉痛がなし。もちろん数日後の遅筋性もなく。トレイルランシューズはかなりお勧めです。
まとめ
いかがでしたか?私はアルトラというメーカーのシューズを愛用しており、何人かにおすすめしたところ皆さん他の靴が履けなくなったそうです。何よりふくらはぎのしんどさが圧倒的に軽減したとのことでした。
オシャレな靴を履きたくなるのはわかりますが、外出の目的で変えるのがお勧めです。少し歩きまわるのであれば、ランニングシューズにしてみるとかもありです。
私は9割がランニングシューズでスニーカーはほぼ履きませんので、あまりむくみを感じることはありませんが…
ふくらはぎの筋力などももちろん重要ですが、まずはシューズやインソールの見直しをしてみてください。
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ハタフィジ
畠中ひであき