「第2回 畑江麻里の初心者でも楽しめる浮世絵講座」を開催しました!
こんばんは!noteに投稿するの遅くなってしまいましたが、約3カ月前に 「第2回 畑江麻里の初心者でも楽しめる浮世絵講座」を無事に開催いたしました!
本日9月6日は、歌川広重の命日ですが、第二回目の浮世絵講座では、広重の名所絵を取り上げました!
5/31は人数制限を条件に、港区の会場のご許可を頂いて開催し、
(120名収容可能の会場に定員20名)
6/13はオンサイトと同様の講座を追加で行いました。
集合写真は、参加者の方々にお配りした浮世絵ノート(手製)を持って撮影したものです♪
※5/30の会場では、撮影OKの方と撮影する瞬間のみマスクを外しています
講座内容は以下のものでした!
◆講座内容
第一部
浮世絵とは!?(前回の復習)
浮世絵の驚くべき技法!
歌川広重の名所絵の面白さ!
第二部
現代浮世絵彫師制作の浮世絵を実際に見ながら解説♪
今回は、旅をテーマに、
歌川広重《東海道五拾三次之内》を取り上げ、
最初に出発点「日本橋」の
・描かれているもの
・構図の面白さ
・北斎との比較
を詳しくご説明しました!
こちらは、参加者にお配りした、手製の浮世絵ノート、レジュメなど。
受付をしてくれた、参加者の学生さん。
講座が始まる前に、着物ヘアセットなどをしてくれた参加者の学生さんと撮った写真。
まず、この講座では、歌川広重《東海道五拾三次之内 日本橋 朝之景》をまっさらな状態で、感じたことや見た印象をお配りした浮世絵ノート(手製)に書いて頂き、その後に、この作品に描かれている江戸時代のリアルな暮らしがわかるものを一つ一つ詳しくご紹介しました。
次に、この作品の構図の特異性(面白さ)をお伝えしたく、他の日本橋を描いた作品5点と比較して、何が異なるかを参加者の方々にお聞きした上で、広重がこの作品の構図で挑んだことをお話しました!
そして最後に広重のライバル葛飾北斎の代表作《冨嶽三十六景 江戸日本橋》と比較して、北斎がこの作品で挑んだことや、その独自の構図、視点をお伝えし、二つの作品を比較しました!
第二部では、現代浮世絵彫師・朝香元晴氏制作の版画を今回も先生と広報部の方のご厚意で全8点を展示させていただきまして、全8点を展示させていただきました!
最初に解説なしで御覧頂き、最後に展示作品の解説や見どころ、注目ポイントをお伝えし、ご覧いただきました!
そして、6/13のオンサイトでは、高画質の写真で同様のことを行い、こちらも盛況で開催できました!
参加者の方々から頂いたアンケートもすごく嬉しかったです!(全て載せたいものの、一部を公開します)ありがとうございました!!
次回以降の「畑江麻里の初心者でも楽しめる浮世絵講座」の開催日など、数多く問い合わせをいただいておるのですが、コロナ禍が収まらない状況なので、残念ながら未定となっております。
浮世絵講座や私が主宰する美人画研究会の開催も決まらない状況ではありますが、いつか「浮世絵ユーチューバー」として発信できるよう、YouTube番組を制作する準備を進めようと考えています♪
noteの更新はかなり遅いですが、近況は、Instagram@hataettiをメインで更新しているので、よろしければ、こちらをご覧いただければ幸いです!