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第24回「美人画研究会」と舞台出演のご報告
【第24回 美人画研究会について】
noteの記事でのご報告が遅くなり恐縮ですが、
先月、9月5日(土)第24回美人画研究会をZOOMによるオンライン併用で無事開催いたしました。(会場は、コロナ感染防止のため、15名限定とさせて頂きました。)
お忙しい中ご参加いただいた方々、誠にありがとうございました。
開催後に、個別に「参加してとてもよかった」「すごく勉強になった」「とても楽しかった」「次回も参加したい」等々、たくさんのメッセージを頂き、心より嬉しく思っております。
【活動報告】
今回、初めてのZOOMによるオンライン併用の会となりましたが、美人画研究会顧問の原島博先生(東京大学名誉教授)のご協力のもと、日本顔学会のアカウント使用により無事に実施できました。
日時:2020年9月5日(土) 13:30~17:00
Zoom使用のオンライン開催
※発表場所:五反田会議室・・・コロナ感染防止のため人数制限をしており、15名限定
①「浮世絵美人から林静一へ―江戸から現代までの女性表現に着目して」 畑江 麻里
②「人工知能が美人画を描く日は来るのか~画像処理技術の限界と今後」 栗原 雄一
③「モーフィングで辿る美人画の変遷—鳥毛立女から令和の美人画まで」 松永 伸子
④浮世絵鑑賞会 初公開!高見澤版・喜多川歌麿《高島おひさ》ほか (複製浮世絵)
解説:畑江 麻里
こちらの林静一さんの美人には、ある大きな特徴があります!
それは一体どんな特徴でしょうか・・?
私の発表では、この特徴が江戸の浮世絵から現代にいたるまで、どのように変化してたどりついたのか、詳しく見ていきました。
また美人絵と同様に浮世絵の主流なジャンルであった役者絵の人物表現にも注目し、浮世絵美人の女性表現を、カラー印刷したレジュメと共にくわしくご紹介しました。
畑江 麻里「浮世絵美人から林静一へ―江戸から現代までの女性表現に着目して」
発表後は、質疑応答&ディスカッション。
ZOOM参加者とはチャットでのやり取りをしました。
休憩をはさんで、第二部の発表。(詳しい内容は、美人画研究会のホームページ等に掲載できればと思います。)
栗原 雄一「人工知能が美人画を描く日は来るのか~画像処理技術の限界と今後」
松永 伸子「モーフィングで辿る美人画の変遷—鳥毛立女から令和の美人画まで」
そして最後の浮世絵鑑賞会は、最初にZoom参加者の方にご説明した後に、会場参加の方々と鑑賞しました。
浮世絵鑑賞会 初公開!高見澤版・喜多川歌麿《高島おひさ》ほか (複製浮世絵)
解説:畑江 麻里
【舞台出演について】
「美人画研究会」が初めて舞台『浅草夢やしき』の舞台協力になり、2020年10月9、10、11日に浅草5656会館にて公演し、無事に千秋楽を迎えました!
私はこの舞台に芸者・タマ子役で出演しました!
お足元の悪い中、舞台を観にいらして下さった方々、応援のお言葉を頂いた方々、本当にありがとうございました!!
舞台の約1カ月前に出演が決まり、
(浮世絵研究者として招いてくださった美術館での講座と日程が重なり、一度舞台をお断りしてしまいました…)そんな自分がプロの役者さん達に混じって大丈夫なのかと、不安ではあったものの、気さくに話し掛けて下さる優しい役者さんばかりで、千秋楽を迎えたらなんか寂しくなる位、楽しかったです!
舞台稽古を重ねるごとに、セリフをどんどん増やして下さり、さらに日本舞踊を舞台ど真ん中で踊った後、美人画研究会の宣伝を長々とすることをご提案してくださった監督、演出家の方々にも本当に感謝の気持ちでいっぱいです…
また10月10日のみご出演の大御所俳優・堀田眞三さんと同じ舞台に立つことができ、堀田さんから、「存在感があって華やか」とのお言葉を頂いたこともすごく嬉しかったです…
そして今、舞台で宣伝させて頂いた浮世絵講座や美人画研究会の内容をゆっくり考えています♪
舞台出演については、こちらのブログで報告をしました!