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2025年に向けて

2023年の1月から中小企業診断士の勉強を始めたので、今日、2024年12月31日で、まる2年間勉強してきたことになります。
2025年こそは…と思いつつ、あいかわらず基礎を徹底しようと問題を解いては、その解説を復習することを重ねています。

で、2年間勉強してきたにも関わらず、まだ初見のように思える事項がでてきます。
「経験曲線効果」自体は覚えているんですが、先日、これに関する問題を解いて、解説を復習していたところ、具体的にはどのような活動により経験曲線効果を得られるのかってことが示されていました。

  1. 労働の能率性向上

  2. 仕事の専門化と方法の改善

  3. 新しい生産工程の導入

  4. 生産設備の能力向上

  5. 費用節約的な資源の活用

  6. 製品や工程の標準化

  7. 製品の設計変更

などが挙げられていました。
こうして具体的に整理して示されると、一層納得感が高まります。
経験曲線効果は時間に依存する分、規模の経済性以上に模倣困難性が高く、また資本規模が小さい中小企業でも確立できることから、より有用だと思います。なので、上の具体的な活動を踏まえ、アドバイスできるのではないかと思うんですよね。

解説にも紹介されていましたが、「労働の能率性向上」「仕事の専門化と方法の改善」「費用節約的な資源の活用」は生産機能においてのみ生じる効果ではないかことから、製造業以外でも有効です。
そもそも経験曲線効果は、製造業に限らず有効と思っていましたが、具体例を示され、より実感することができました。

これらについて出題されるかは不明ですが、まぁ、有用な知識だと思った次第です。

これは、スタディングの問題の解説で示されたものなんです。
2023年3月からスタディングを活用をはじめ、2023年度版、24年度版、そして現在25年度版で学んでいます。昨年度は気付きませんでしたが、出題内容も解説もブラッシュアップされているんですね。
こういう変化に気づけるようになったのは、成長の証ということにしておきましょう。

これまで、ひたすら問題を解いて、その解説を読み込み書き込む…という勉強が中心でした。
そろそろ、解説を書き込む段階から、問題を解く際に設問内容や各選択肢について、解釈を確認しつつ、正答を導くプロセスを意識するような勉強に切り替えようかと思っています。
経済学・経済政策は、まだその域に達していないので、引き続き丁寧に解説復習することが必要ですが…。

1次試験まで7ヶ月、(あわよくば…の)2次試験まで10ヶ月、頑張っていこうと思います。

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