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小さな会社の研修 〜Casitaで感じたこと〜

はたらこらぼの長内です。
今回は、前回に引き続き、年末に行った社内研修についてお話しします。

前回は、音のない世界での対話を楽しむエンターテイメント「ダイアログ・イン・サイレンス」での体験を通して、音のない世界で感じたことをお話ししました。

今回は、サービスで有名なレストラン「Cacita」での体験を通して感じたことをお話ししていきます。

Cacitaで感じた細やかな心遣い

レストラン「Cacita」は、おもてなしやホスピタリティの質の高さで知られており、企業や接客業界のプロフェッショナルが研修に訪れる場としても注目されています。

弊社代表の日下は、過去にこんなことを話していました。

経営者の方々とお仕事をする機会も多いので
その方たちが受けているサービスや見ている世界を知るために
「本物」を知る・触れることが大事

過去ブログより

そのため、社員研修では「本物を体験する」を毎回テーマにしています。

今回のCasitaも、弊社の井上が以前に体験したCasitaでの特別なサービスを、私にも体験してほしいという思いから実現しました。

実際に訪問して、料理の素晴らしさはもちろんですが、料理とともに提供される演出や細かな心遣いが、全体の体験を豊かにしていると感じました。

名前で迎えられる特別感

「お電話ありがとうございます、日下様」
予約の電話をした際、名乗る前にそのように声をかけられたと聞いたその瞬間から「ここでしか体験できない特別感」が始まりました。

過去に、日下と井上は訪問したことがあるのですが、覚えていることを示すこの一言には、記憶を共有し、大切にする姿勢が込められています。

お店を訪れた際も、3階にあるお店まで案内をしてくださる方が、建物1階で出迎えてくださり、名乗る前に私たちだと気づき、さりげなくそれぞれの名前を呼んで対応してくださったのが印象的でした。

私は初めての訪問でしたが、実際にお店に入ってからも一人ひとりが名前で迎えられ、初めて来たこと忘れさせるような感覚を覚えることができました。

思い出に残る体験の工夫

席についてからも、いくつも驚きがありました。

まずは、一人ひとりの名前が刺繍されたナプキンが準備され、手書きのメッセージカードが添えられていました。それでも驚きの体験だったのですが、メッセージカードをよけると、会社のロゴが印字されていました。

日下と井上のカードは「Welcome back」になっているのも素敵!

よく見ると、いたるところに会社のロゴが。

ランプや乾杯酒のラベルにも

極めつけは、トップ画像にもなっている会社ロゴのラテアート。

これは長内が美味しくいただきました(笑)

驚きは、それだけでは終わりませんでした。

乾杯酒のコルクをキーホルダーに加工してプレゼントしてくださったり、ラベルをラミネート加工して持ち帰らせてくださるという心遣いもありました。

そこには、たったその場限りの体験ではなく、「この瞬間を記憶に残してほしい」というメッセージが込められていたようでした。

地域に根付く「しごとコンビニ」を目指して

Casitaでの体験を通じて、「記憶を共有し、つながりを深めること」の大切さを改めて実感しました。また、一人ひとりの情報を「事前に社内で共有しておくこと」の大切さにも触れることができました。

この学びは、私たちが運営サポートをするしごとコンビニにも通じています。

一人ひとりの背景や希望を理解し、関係者で共有し、その人に寄り添った対応を重ねることで、地域に根付いた信頼関係を築いていく。これこそが、私たちが目指すべき姿だと感じています。

地域の中で、人々が安心して働き、頼り合える仕組みを作るために、私たちもまた、日々学び、成長していきたいと思います。「しごとコンビニ」が地域必要な存在となれるよう、これからも一歩ずつ進んでいきます。


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株式会社はたらこらぼ
「はたらく を たのしく」の実現のため、しごとを通じて望む生き方を実現できることが当たり前の世の中を目指します。いただいたサポートは、しごとコンビニの活動に使わせていただきます。