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小さな会社の研修 〜音のない世界で感じたこと〜

はたらこらぼの長内です。
今回は、年末に久しぶりにはたこらメンバーで集まり行った、社内研修についてお話しします。

というのも、普段はフルリモートで働いており、代表の日下は岡山、井上は東京、私は仙台、と3人で会う機会は年に数回のみです。

そんな、はたこらメンバーが会う貴重な機会に、社員研修を行うのが通例となっています。

今回の社員研修で体験したのが、音のない世界での対話を楽しむエンターテイメント「ダイアログ・イン・サイレンス」とサービスで有名なレストラン「Cacita」です。

今回は「ダイアログ・イン・サイレンス」での体験を通して、音がない世界から学んだことについてお話しします。

音がない世界から学んだこと

伝えようとすること、知ろうとすることの大切さ

「ダイアログ・イン・サイレンス」では、聴覚に障がいを持つアテンダントさんのご案内で、「音」に頼らないコミュニケーションに挑戦しました。

普段は当たり前に使える「音」を遮断された環境の中で、表情や身振り手振りなど、音以外の手段で伝えようとする経験は新鮮でした。

この体験を通じて、私が一番強く感じたのは、伝えようとすること、知ろうとすることの大切さです。 言葉がないからこそ、限られた手段で相手に伝えようとしたり、逆に相手の意図を読み取ろうとしたり、相手と向き合う姿勢が大切だと感じました。

これは「音」のありなしに関係なく、日々の業務にも活かせるはずです。

特に、私たちの仕事環境はリモートワークで、Zoomなどのツールを使う機会がほとんどです。対面での交流ができない分、今回の体験で学んだ「相手に向き合う姿勢」をさらに意識していこうと思いました。

「だからこそできる仕事」がある

今回の「音のない世界」に加え、過去に体験した純度100%の暗黒の体験、「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」でも同じ気づきがありました。

「できない」ではなく、「だからこそできる仕事」があるという考え方です。

これらの体験では、「目が見えない」「耳が聞こえない」を特別視せず、それを強みに変える場を提供しています。

この視点は、私たちが運営サポートをしているしごとコンビニにも通じると感じました。高齢者、子育て中のママ、介護中の方など、それぞれ異なる背景や事情を持つ人々が、自分らしい働き方を実現できる場を目指しているのが「しごとコンビニ」です。

特に、登録時の面談や日々の関わりで、その人の経験や背景を深く知ることを大切にしています。それを「強み」に変えることで、新しい働き方の形をつくっていける可能性があると思いました。

あなただからこそできることを提案することができれば、多くの人が望む生き方を実現できることにつながると感じました。

まとめ

今回は「ダイアログ・イン・サイレンス」での体験を通して、音がない世界から学んだことについてお話ししました。

この体験で学んだことを、全国の拠点スタッフさんや地域の方との関わりに活かしていきたいと思います。そして「しごとコンビニ」を通して、関わる人が望む生き方を実現できるような場をつくっていこうと思います。

次回は、サービスで有名なレストラン「Cacita」での体験で感じたことをお話しします。

久しぶりのはたこらメンバー

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