しごとコンビニの導入スケジュール(前編)
こんばんは。はたこらの長内です。
前回は、しごとコンビニの運営体制について、自治体と運営法人、つな研さん、はたこらに分けてお話しさせていただきました。
今回はしごとコンビニの導入スケジュールとして、しごとコンビニを導入する際にどんな流れでどんなことをしていくのかを、前編・後編に分けてお話しさせていただきます。
関係者への説明会
まずは、しごとコンビニを導入される自治体の関係する職員さんに対して、しごとコンビニの認知と理解を得るため、説明会を行います。
この説明会は、しごとコンビニに対する理解を深めるだけでなく、市町村との今後の連携や協力者を獲得することにも繋がります。また、役場・役所内の認知度を高めることで、まちの仕事の受注につなげることも目指しています。役場・役所の課題や連携方法についてもヒアリングし、意見や要望を収集し共有することで、より効果的な連携を図ります。
まちのしごと調査
まちのしごと調査は、事業所さんと住民さんのニーズを知り、試験運用や本格稼働後の協力者や応援者を集めることを目的に行います。まちのしごと調査で事業所さんと住民さんのニーズを知ることで、そのまちらしい しごとコンビニを創ることにつながります。
調査の進め方としては、調査対象となる事業所さんと住民さんにアポイントを取っていただき、はたこらが対面やオンラインにてヒアリングを行います。同じ属性の方々5〜8名を集めて、座談会形式でお話しを伺うこともあります。ご要望があれば「はたらく」に関する以外のヒアリング(例えば「まちへの要望」など)を行うこともあります。
調査対象は、基本的に下記団体・事業所・住民さんにて実施しています。
こうしてヒアリングを行った結果を報告書にまとめ、その結果をもとに、そのまちらしい しごとコンビニを自治体や関係者のみなさんと一緒に創っていきます。
ビジョンの言語化・運営体制の検討
ビジョンの言語化は、関係者が同じ方向を向き、同じ気持ちで事業を運営できるようにすることを目的に行っています。
具体的には、しごとコンビニ事業実施の目的や●年後の目指す姿を明確にし、それに対する各年度終了時のあるべき姿を定めます。そこから、数値目標の設定や運営法人の体制や役割分担など、より具体的な方針を定めていきます。
具体的に決定する項目としては、以下のようなものがあります。
これまで様々な企業に対し、想いの言語化をしてきた はたこら が、そのまちらしいビジョンを言語化できるよう、一緒に考えます。
拠点づくり
しごとコンビニの拠点は仕事や勉強会をしたり、登録者同士の交流をしたり、しごとコンビニの大事な要素のひとつです。そのため、拠点場所の選定は重要となるため拠点に適した場所の要件の提示やアドバイスを行います。それをもとに、自治体が拠点の候補地を選定し、はたこらと現地確認を行いながら進めていきます。ポイントは以下の通りです。
場所の確定後は、簡単なレイアウト案や必要な設備と備品についてのご提案もさせていただきます。予算や拠点の広さ、状況などを考慮しながらカスタマイズしていきます。
このように、事業をスピーディに立ち上げ、効果効率的に進めるために、関係者への説明、まちのニーズや方向性の決定、拠点づくりなど、多岐にわたるサポートを行っています。
次回は後編として、スタッフの採用や育成、試験運用や本格稼働、事業所・住民の説明についてお話しさせていただきます。
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